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韓国映画はイ・ギョンヨンが出ているか、出ていないかに分けられる

◆ City Life 第461号…STAR TAP ⑤/⑤ 

    90年代、韓国映画街には「韓国映画はイ・ギョンヨンが出演した映画と出演していない映画に分かれる」という言葉があった。それから14年が過ぎた今、映画街にこの言葉が再び広く知られている。

    ある文化評論家がこの言葉を「今年の韓国映画はイ・ギョンヨンが死ぬ映画と死なない映画に分けられる」と変えて言った。こんな言葉もある。「韓国映画界はイ・ギョンヨンクォーター制に準拠している」、「いち早く起きる鳥がイ・ギョンヨンだ」、「イ・ギョンヨンのように仕事して大臣のように使え」等。すべてイ・ギョンヨンの多作出演を遠回しに言った言葉だ。最近では「イ・ギョンヨンが映画『インターステラー』や『ホビット』にも出るのではないかとそわそわした」という冗談が出る程だ。

    1987年に映画『アダダ』でデビューしたイ・ギョンヨンは1997年に10本の映画に出演して全盛期を謳歌した。当時、韓国映画の年間製作本数が4~50本程度だった中で4分の1に出演したということだ。ものすごい記録だ。そして2011年から現在までで33本の映画に出演した。

    「韓国映画がイ・ギョンヨンが出る映画と出ない映画に分けられる」という笑い話が出るだけのことはある。今年も、彼は映画『許三観』をはじめとして『暗殺』、『隠密な誘惑』、『少数意見』、『侠女-刀の記憶』などに出演して観客たちと出会う予定だ。

    彼が最近聞いたという言葉のようにイ・ギョンヨンは「忠武路の奴隷」に違いない。けれど彼はその言葉を「私に対するこの上ない賛辞」だと考えているそうだ。
  • Citylife第461号(15.01.13日付) | 入力 2015-01-07 13:53:17