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スキャンダルに対処するスターの姿勢

◆ City Life 第469号…STAR TAP ①/⑤ 

    不祥事により芸能界を離れたスターたちのさまざまな歩みが目を引いている。人気絶頂の時期に一瞬のミスで深く暗い地獄に落ちてしまったスターは少なくないが、その後の彼らの歩みは多様だ。心からの自粛ムードの中で静かに過ごすスタイルもあれば、間違っていなかったと積極的に抗弁したり、自分は知らないと芸能界を離れ時が経つのを待つようなスタイルもある。

    しかし、今のご時世、誰がどこで何をしていてもすぐに水面上に浮上し、その真正性が判明する世の中ではないだろうか。そのためか、自分の過ちに対する反省ではなく、早急なカムバックだけを念願する彼らの「明らかな」本音が濾過されずに明るみに出る。もちろん、それに対するファンの反応が露出することも当然の事だ。

    最近、再びその存在感を誇示して、ひとしきり人気旋風を起こしたMCモンは「私が間違っていました!」と徹底的に自粛モードを継続するスタイルだ。2010年「兵役忌避スキャンダル」で芸能界を離れた彼は一切の放送活動をせずに音源発表のみで大衆と疎通しているケースだ。彼のカムバックについて甲論乙駁が発生したが、彼は黙ってアルバムのみ出している。しかし、その人気がハンパじゃない。彼の出すアルバムのすべての曲が各種音楽チャートを埋め尽くし、肯定的な反応の世論を形成しているのだ。しかし、MCモンは、最近でも「私の愚かさを謝罪する。生涯、音楽で返しながら生きる」という心情を明らかにして「まだ時ではない」という姿勢を見せている。

    昨年9月にスキャンダルが浮上したイ・ビョンホンの歩みはまだ厳しい。訴訟と裁判、世論戦が入れ替わり起きており、事件の真偽と本質ではなく、トップスターに対する大衆の世論や感情がより大きく作用しながら、芸能活動とビジネスにまで大きく影響を及ぼしている状況だ。すでに彼が出演した映画に赤信号が灯った。昨年末に公開予定だった映画『侠女:剣の記憶』の公開が無期限延期された状態で、既に製作を終えた『内部者たち』とハリウッド映画『ターミネーター5』の封切り時期も流動的な状態。しかし、今のところ、映画の果敢かつ迅速な公開と興行を通したイメージ反転だけが唯一の選択肢だという主張も慎重に出てくる。

    昨年11月に飲酒運転取り締まりで摘発され、免許取り消し1年の処罰を受けて、人気のあった『無限に挑戦』『私は一人で暮らす』などの芸能番組から降板したノ・ホンチョルは芸能界を離れて「自粛」モードに突入した状態だ。しかし、最近ヨーロッパ旅行をする彼の近況がオンラインコミュニティ掲示板に掲載され、再び騒動となった。 「自粛して過ごしている」という彼のスペイン・バルセロナ、ポルトガル・リスボンなどを旅行する姿が捉えられ、「高級自粛旅行」という非難が起きているのだ。
  • Citylife第469号(15.03.17付) | 入力 2015-03-11 14:48:01