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韓国映画のルネッサンスをリードする新人・無名の若き監督たち

◆ City Life 第477号…STAR TAP ③/⑤ 

    忠武路の若い監督たちを言及するたびに、自然と付く修飾が「第2のパク・チャンウク、第2のポン・ジュノ」だ。そうなることができるならば、どれだけ良いだろうか。

    しかし、パク・チャンウクやポン・ジュノになることができなくても、映画人生そのもので輝く忠武路の新人監督もしくは無名監督がいる。沈滞一路の韓国映画界に爽やかなエネルギーを吹き込んでいる彼らによって、今忠武路がときめいている。際立つことは3年連続で涙を飲んだ長編コンペティション部門に代わり、カンヌ映画祭の「ある視点」部門に招待された映画『マドンナ』のシン・スウォン監督と、『無頼漢』のオ・スンウク監督だ。数多くの映画祭にて多くの賞を獲得したが、それでも無名だったシン・スウォン監督と、2000年に映画『キリマンジャロ』でデビューして以降15年を切歯腐心したオ・スンウク監督。すでに評論家たちの拍手喝采を受けるふたつの映画に、今韓国映画界が注目している。

    4月23日に公開した映画『きらめく拍手の音』のイギル・ボラ監督も話題だ。26歳という若い年齢で作った初の長編ドキュメンタリーがソウル国際女性映画祭などいくつもの映画祭にて好評を受け、観客を寄せ集めている。3月25日に公開してヒット街道を走っている映画『二十歳』のイ・ビョンホン監督は、今年2本目の300万観客突破映画に名前を載せ、昨年の『足球王』で20代の観客の熱烈な支持を受けたウ・ムンギ監督は女優イ・ナヨンと共に短編映画『悲しいシーン』を撮影中だ。

    この他にも昨年『ソーシャルホビア』で評論家から良い評価を受けたホン・ソクジェ監督と、ドキュメンタリー映画『インヨたちのヒッチハイキング(Lazy hitchhikers' tour de europe)』で関心を集めたイ・ホジェ監督もやはり忠武路の「若い血」に挙げられる。
  • Citylife第477号(15.05.12付) | 入力 2015-05-07 09:53:23