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NellからEpick Highまで…ミュージシャンが小劇場を選ぶ理由

    多くの歌手たちは、大きな舞台で歌を歌うことを望む。自分の音楽を、より多くの人々に聞かせたいためだ。しかし、最近では一度に多くの人々ではなく、小さな会場で数回に渡って小劇場コンサートを行う歌手が目に飛び込む。

    歌手ジョンヨプは5月21日から25日までソウル松坡区オリンピック公園Kアートホールにて小劇場コンサート「Be My Valentine」を開催した。今回のコンサートは4年ぶりにひろうする小劇場コンサートという点で注目を集めた。

    ジョンヨプは小劇場コンサートを開催したことについて、「2年前のファンたちとの約束のため」だと口を開いた。彼は、「ブラウンアイドソウル(Brown Eyed Soul)として活動していた当時、ほとんどは規模が大きな劇場で公演を実施した。そうしてみるとファンとの疎通が難しいと感じ、もっと近くファンに近寄りたいという気持ちに小劇場公演を行うと公言した」とし、「少し遅れたが、その約束を守ることができて幸せだ」と話した。

    バンドNellは5月22日からソウル西大門区の梨花女子大サムスンホールにて小劇場コンサート「NELL’S SEASON 2015 - Beautiful Day」を3週間に渡って開催している。

    今回の小劇場長期コンサートにて、Nellはファンたちの大きな愛に答えようと、情熱的なステージを見せ、彼らのヒットナンバーとこれまで発売した収録曲の中から厳選した曲をアコースティックセッションに編曲して120分間の公演で19曲を披露する。

    Epik Highは来る7月31日から8月2日、8月7日から9日までソウル麻浦区にある西江大学メリーホール大劇場にて6日間、全8回に渡って小劇場コンサートを進行する。今回Epik Highのコンサートは「アクション、ヒューマン、恋愛、ホラー、SF、エロ」など6つの公演テーマの中から観客たちが見たい公演を直接選んで観覧することができる、徹底した観客選択型コンサートを試みて話題を集めている。

    特に、Epik Highのメンバーが茶目っ気たっぷりな演技力で映画のポスターをパロディしたコンサートポスターが公開されるやオンラインを熱くしてコンサートに対する期待を高めたりもした。

    今回のコンサートは今後工事される事前投票(20%)と公演当日の現場投票80%を通じて観客が6つのテーマから選んだトップ3の中のひとつで進行される予定だ。どのテーマが選ばれるのか、当日までEpik Highも、観客も分からない予測不可能な特別なコンサートとなるものと関心を集めている。

    この他にもナ・ユングォンとK.willが小劇場コンサートを進行する予定だ。特にK.willの公演の中でも一番観客と近く疎通する小劇場コンサートである「出ればひどい苦労(原題)」は2013年8月以降2年ぶりに開催されるもので視線を集めている。

    このような姿が繰り広げられることについて、ウリムエンターテイメントの関係者は、「小劇場コンサートの魅力といえば、観客としっかり疎通ができ、共感もできることだと考える」とし、「特に舞台で観客たちの表情と眼差しまですべて見えたりもするので、本当に観客とひとつの呼吸で共にする雰囲気があり、それが一番大きな小劇場の魅力ではないかと思う」と伝えた。

    このように身近さと疎通において差別性を持つ小劇場コンサートがこの勢いにのってK-POP公演界に新しい姿で浮上するのか、注目を集めている。
  • MBNスター ソン・チョロン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-06-04 12:14:49