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JYJジュンスがファンに贈る雨の降る秋の特別なラブレター

    グループJYJメンバーのキム・ジュンスが4度目となるアジアツアー二番目の都市となるソウルの夜を華やかに彩った。

    キム・ジュンスは7日午後、ソウル蚕室室内体育館にて「2015 XIA 4th ASIA TOUR CONCERT」ソウル公演を開催した。

    キム・ジュンスは先月24日、日本の横浜スタジアムにてアジアツアー最初の公演を開始させた。今回のソウル公演はチケット発売10分で約1万5000席が完売したことに続き視野制限席まで発売されて話題を集めた。この日の公演ではこれまで発売したそる1、2、3集の収録曲をはじめとして最近発表したミニアルバム『必ず昨日』の新曲、ドラマOSTなど全18曲の多彩なステージライブを繰り広げた。

    今回の公演はメインステージに花道を繋げてスタンディング区域はもちろん、客席のファンとより近い距離で疎通ができる形態で完成された。またステージ両サイドをウィング形態に連結してサイドに位置した観客との距離を狭めることに努力した。

    オープニング段階、パワフルな団体刀群舞が際立つ『Out of Control』で幕を開けたキム・ジュンスは続けて正規2集収録曲『Turn it up』で体を解した。

    二曲を消化したキム・ジュンスは「たくさん待ちましたか。ありがとうございます。皆さんとソウルでお会いでき、これ以上なく嬉しいです」とし、「蚕室室内体育館にて3月にもお会いし、昨年12月にもお会いしましたが、この場所に持分があるのかという話もあるそうです。それほどここで良くお会いしているようです。この会場に情も多く、皆さんは家に帰ったときに迎えてくれる家族のようです」と所感を伝えた。

    続けて「秋にあわせてバラード曲をタイトルにしてミニアルバムで挨拶することとなりました」とし、「新しい曲に加えてこれまでのアルバムの曲を総網羅してお聞かせする予定ですので最後まで期待してください」と願った。

    キム・ジュンスは雰囲気を転換してバラード曲『分かっていながらも』、『Rainy Eyes』、ニューアルバム収録曲『ウサギとカメ』を続けて熱唱し会場を深い秋の感性に染めた。

    続けて溌剌とした歌詞が際立つ『Midnight Show』、フィーチャリングを担当したラッパーGiriboy(ギリボーイ)が支援射撃する『OeO』のステージまで、雰囲気を一層熱くした。

    また彼は独特なフラメンコ風に編曲した『Tarantellegra』、節度のある振り付けが印象的な『X Song』を消化して女心を刺激する魅力的なステージを繰り広げた。

    キム・ジュンスのコンサートのトレードマークとも呼ばれるジーにータイムも行われた。ジーにータイムはファンたちの願いを3つ即席で叶えてくれる時間で、この日もやはり色とりどり可愛らしく飾られたお願い書を持ってきたファンたちの熱烈な声援が続いた。キム・ジュンスは要請によりペティ・キムの『愛は命の花』と、キム・ヨンウの『私があなたの隣で暫く生きたといくこと』を熱唱してファンの歓呼を呼び起こした。

    『Uncommitted』、『シルクロード』に続き『Incredible』を歌う際には2階の客席を巡ってファンと共に呼吸して遠い席にいるファンまで配慮する姿を見せた。

    また彼はドラマ『ミスターペク』のOST『私を愛した時間に』と、JYJ正規2集アルバムタイトル曲『Back Seat』を歌った後に軍服務中のJYJメンバー、キム・ジェジュンとパク・ユチョンを言及したりもした。キム・ジュンスは「国防の義務を果たしているメンバーを待ちながら『Back Seat』を一人で歌いました。原曲通りに歌うには少しあれだったので、私の公演に合わせて編曲してみました」とし、「歌を歌ってみるとメンバーが思い浮かびます。先日メンバー全員が休暇を合わせて久しぶりに一緒に食事をしました。私が心配していたこととは違い、二人とも周囲の人たちが皆良くしてくださっているそうです」と愛情を見せた。

    ミニアルバムタイトル曲の『必ず昨日』は本公演の最後のステージに構成された。キム・ジュンスはステージに先立って「『必ず昨日』を悲しい別れの曲と思っている方も多いのですが、そうではありません。これからの未来に向かって一歩一歩良くなっていく気持ちを込めた曲です。歌詞の一音節一音節を吟味して聞いてください」と説明した。哀切で訴える力のある奥深いキム・ジュンスの声が曲の感性を高めた。

    続けてファンのための限定曲『F.L.P』と正規3集タイトル曲『FLOWER』、『Butterfly』のアンコールステージまで多彩な舞台を飾り公演は成功裏に終わった。

    キム・ジュンスはミニアルバム発売記念聴音会にて「1集のときには2時間をソロでコンサートするには不足し、アルバムにトラックを詰め込み、他のもので代替したりもしましたが、今回のコンサートではどの曲を選べばいいのか分からないほどに曲が多くなったことを見て誇らしく思いました」と明かしている。彼の言葉通りに今回の公演はいつしか11年目の歌手となったキム・ジュンスの華やかなフィルモグラフィーを満喫するのに十分であった。

    キム・ジュンスは7日、8日の両日間に進行されたソウル公演後、日本の名古屋と台湾にてファンと出会う予定だ。

  • シックニュース キム・ジヨン記者 / 写真=イ・ミファ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-11-08 12:16:00