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音源チャートに3カ月間も生き残る「音源ゾンビ」イム・チャンジョン

◆ City Life 第509…STAR TAP ①/④ 

    否定的なイメージが強い「ゾンビ」という言葉も、その使い道に応じて意味が異なったりもする。ほぼすべての状況で色とりどりの新造語を作り出す世の中で「音源ゾンビ」という言葉を聞いたことがあるだろうか。簡単に推測はできるだろう。死ぬようでなかなか死なないゾンビのように「音楽チャートでしつこく生き残る歌」のことを指す。ゾンビが音楽に出会って素敵に変わった事例だ。だとすれば、音源ゾンビという言葉を誕生させたのは誰なのだろうか。

    ここ数カ月の音源チャートに興味のある人なら、難なくイム・チャンジョンという名前を発見することができることだろう。いつのまにか演技者としてのイメージが固まった彼は、去る9月、歌手として久しぶりにシングルをリリースした。その時に発表した『再び愛』というタイトルの切ないバラード曲が音源チャートのランクに、なんと3カ月間も残っているのだ。「3日天下」という昨今の音源チャートで異例を越えて驚くべき現象であるというのが、大半の音楽ファンたちの反応だ。

    特にここ1カ月間、強大なアイドルたちのカムバックが相次ぎ、『応答せよ1988』などの人気絶頂の放送番組の音源が溢れ出ている状況で「持ちこたえる」なんて、口がふさがらないのが普通だ。最近の音楽ファンがイム・チャンジョンを音源ゾンビと呼ぶ理由だ。そんな彼が音源ゾンビとして生きなくてはいけない時間はまだ長く残っているという見方も出ている。『再び愛』がイム・チャンジョン特有の「ヒットの​​方程式」を伴う歌であるため、寒い冬に人気を持続するという話だ。今年で歌手デビュー20周年を迎え、12月中旬から全国ツアーを回る彼にはこれほど嬉しいニュースはないようだ。
  • Citylife第509号(15.12.29) | 入力 2015-12-25 06:45:01