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[2015 SBS演技大賞] どうせ大賞はチュウォン?…作品賞が観戦ポイント

  • 2015年のSBSをリードしたドラマは断然『ヨンパリ』だろう。視聴率と話題性の両方を奪い、広告枠の完売まで成し遂げた。チュウォンとキム・テヒの活躍による『ヨンパリ』の善戦は、誰も否定することはがきない事実だ。

    しかし、他にもSBSには名作がかなり多かった。『パンチ~余命6ヶ月の奇跡』『ミセス・カップ』『風の便りに聞きました』『六龍が飛ぶ』『仮面』『村 - アチアラの秘密』など、すべて挙げることが困難なほど、多数の作品がお茶の間を牛耳った。大半が成績も「中ヒット」以上だった。

    このため、今年のSBS演技大賞は作品賞部門がこれまでよりも激しい争いを見せる見通しだ。数多くの競争相手を破り、どんな作品がトロフィーを抱くのだろうか。

    今年の主役はやはり「チュウォン」

     「どうせ大賞はチュウォン」という言葉が自然と流れ出ている。それだけ俳優チュウォンの今年の活躍は、誰よりも目立った。彼の復帰作であるSBS『ヨンパリ』は、上半期はもちろん、下半期までひっくるめて、ミニシリーズの中で最高視聴率を記録し、SBSドラマ局内の雰囲気上昇に大きな役割を果たした。今では超えにくい20%の壁をやすやすと突破して、21.5%という最高の数値も得た。

    その中心にいたチュウォンの貢献をSBSが無視することはできないだろう。彼はアクション、メロ、ヒューマンなど、ドラマ中で様々な感情を表現しながら、初回視聴率11.6%を記録することに大きな役割を果たした。

    当初、懸念されていたキム・テヒとの「ケミ(ケミストリーの略)」も期待以上だった。放送当時、序盤の4話はチュウォンの好演でそこそこ視聴率1位をリードしたが、5話から本格的に登場するキム・テヒにより成績が打撃をうけるだろうというの意見が大半だった。それでもチュウォンはキム・テヒと抜群の相性を見せ、ぴったりと合った呼吸で視聴率を落とすことなく人気のドラマとして興行を無事に成功させた。

    もちろんライバルとして浮上する月火ドラマ『六竜が飛ぶ』のユ・アインを排除することはできない。現在、月火ドラマ1位を固守しており、まだ放送分量が半分以上残っているため士気を上げるために「受賞」する可能性もある。これだけでなく、週末ドラマ『恋人がいます』で1人4役の驚くべき演技力を見せたキム・ヒョンジュも堂々とした大賞の候補だ。しかし、これらの強力な大賞候補をしても、チュウォンを抜いて逆​​転ドラマを描けるかは未知数だ。

    「作品賞」は誰にあげても惜しくない

    今回のSBSラインナップは、名品ドラマであふれている。メロから特定のジャンルを扱う作品まで、様々な作品が存在しており、チェ・ホチョル作家、ユン・ヒョンホ作家、ペ・ユミ作家、パク・ギョンス作家、チョン・ソンジュ作家、アン・パンソクPDなど、スター制作スタッフが絶えずお茶の間を行き来した。

    『パンチ~余命6ヶ月の奇跡』と『風の便りに聞きました』は、社会の既得権層を破壊的に風刺して、テレビにカタルシスを抱かせ、『上流社会』『臭いを見る少女』などは、ユニークな画法と素材でロマンスをプレゼントした。

    『村 - アチアラの秘密』は視聴率面ではやや不振したが、映画を彷彿とさせる展開と吸引力で連日好評を導き出し、『恋人がいます』も「夫婦」を深く取り上げながら胸躍る中年メロを描いてマニアの育成に一役買った。

    『ミセス・カップ』『リメンバー - 息子の戦争』などの犯罪、法廷ドラマも特定のジャンルに対する偏見を破り、高い視聴率を記録した。作品性だけでトロフィーを抱かせるにはSBSの選択の幅はとても広い。ドラマが豊作だった中で、SBSがどのような選択をするのかに関心が集まっている。
  • MBNスター イ・ダウォン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-12-25 14:58:00