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神話ヘソンのカムバック、ソロデビュー10年にして試みた変身は成功した

    神話メンバーのシン・ヘソンがソロダンス歌手としての魅力を存分にアピールした。

    シン・ヘソンは12日、自身のソロデビュー10周年スペシャルアルバム『delight』を発表した。今回のアルバムには『思うより思い浮かぶ』、『終わりだ』、『可愛い』など全5曲が収録された。タイトル曲は『roco drama』で甘美な魅力を盛り込んだダンス曲だ。

    『roco drama』はシン・ヘソンと彼のファンにとって大きな意味がある。彼がソロアルバムで初めてダンスパフォーマンスを試みた曲であるためだ。「バラード歌手がパフォーマンスをしに出てくることがぎこちなく感じさせることが嫌で一生懸命に練習した」と話すほど悩みの多かった彼のステージはすべての心配を払拭するのに十分だった。

    ▶ シン・ヘソンにぴったりのダンス曲

    シン・ヘソンがこれまでソロ活動でバラードに集中してきた理由は、彼が神話のメインボーカルだというイメージが大きかったためだろう。安定化したイメージを捨て、危険をおかす必要がないため、もっとも得意な歌唱力で勝負した。しかし、シン・ヘソンはデビュー10周年を記念すると同時にまた違う挑戦に足を踏み出した。

    『roco drama』は今まで見せてきた神話の歌とは距離がある。強烈なパフォーマンスよりも繊細さに重点をおいた。椅子に座るダンサーを慎重にタッチしたり、手で花の形を作ってリズムと共にぱっと開く。メロディもやはりシン・ヘソンの美声がより際立つ。シン・ヘソンのイメージにぴったりのパフォーマンスと歌が揃った。

    ▶ 衣装によって変わる魅力



    シン・ヘソンはKBS2音楽プログラム『ミュージックバンク』では赤いレザージャケットを、SBS『人気歌謡』ではグレーのジャケットを着て舞台に立った。紳士的な姿と繊細なパフォーマンスが融合した。

    MBC『ショー!音楽中心』では雰囲気を変えてラフなパーカーを着て登場した。同じダンスだが、先立って紹介した二つの舞台とは少し違う気さくな魅力を醸し出した。この他にもバラード曲である『最後だ』を歌う際にはタートルネックといった温かなイメージを浮き彫りにした。
  • MBNスター ユ・ジフン記者 / 写真=放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr | 入力 2016-01-18 16:29:34