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「全部うまくいくよ」最終回目前…クァク・シヤンの再発見

    俳優クァク・シヤンがKBS2日日ドラマ『全部うまくいくよ』で有終の美を飾る。

    昨年8月の放送開始以降、これまで女性主人公チェ・ユニョンと共にドラマをリードしてきたクァク・シヤンは日日ドラマ初主演にて成功的なデビューだという評価を受け、新人俳優としての存在感を立証した。日日ドラマは新人たちの登竜門であると同時に「試験台」とも呼ばれる。演技力とキャラクターにより視聴者の好き嫌いが分かれ、賞賛と批判が共存するためだ。

    このような状況において、クァク・シヤンは幅広い世代の共感を得た。逆境を乗り越え、一生懸命に働く姿は青年世代の気持ちを動かし、ただ一人の女性のためだけに身を捧げる純情男のカリスマは女性たちの趣向を射撃した。また末っ子婿や甥といった可愛らしい魅力は中壮年層の呼応の中でこのドラマを同時間帯1位に引き上げる原動力となった。

    クァク・シヤンが演じたカン・ギチャンは、サバのようにぴちぴちと跳ねる活気あふれる躍動性で自身の人生を乗り越えていった。困難な状況になるたびに特有の楽天性と根気で打ち勝ち、もどかしい状況がやってきても「サイダー」のようにすっきりと突破する解決師に扮した。

    眠っている恋人の髪を撫でる優しい魅力はおまけとして抱かせるプレゼントであり、愛する女性のために体を投げ出し代わりに刃物を受ける勇気は純情男のハイライトだった。

    このような姿を通じて、カン・ギチャンはドラマの中で仕事と愛すべてを手にし、クァク・シヤンは新人俳優としての人気を得たのであるから、ドラマの中と外で3匹のウサギすべてを捕まえたことになる。特に、クァク・シヤンはドラマで2015KBS演技大賞優秀演技者賞を受け、デビューの成功を客観的に評価された。

    クァク・シヤンは放送終了を迎え「ほぼ6ヶ月間ともに苦労し、不足している私を引っ張ってくださった制作陣と出演陣に感謝します」とし、「ドラマタイトルのようにすべてが上手くいき幸福です」と話した。

    また「ドラマの中で入隊し、別れた日は激しく感情移入したくさん涙を流した記憶があります」とし、「それほど愛着をもち、熱心に努力した作品なので長い間忘れることはできないでしょう」と寂しさと感謝を伝えた。

    一方、『全部うまくいくよ』最終回予告編によると、ガウン(チェ・ユニョン扮)はダルジャ(イ・ファヨン扮)がユ会長を助けてミヌ(イ・ロウン扮)を外国に送ろうとしていることを知り、それを防ごうとする。

    ギチャン(クァク・シヤン扮)は姉の病名を両親に伝え、ヒジョン(オム・ヒョンギョン扮)は苦しみからハワイに向かうことを決心し涙の別れを果たす。ヒョンジュン(ソン・ジェヒ扮)はユ会長の終わりのない欲心を止めようと、ガウンから受け取ったUSBを臨時株主総会で公開すると脅迫してドラマの緊張感を高めている。
  • MBNスター キム・ユナ記者 / 写真=MBNスターDB | (C) mk.co.kr | 入力 2016-01-29 13:14:30