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BTOBデビュー1480日目の地上波1位…遅いだけにより輝く

    グループBTOBがデビュー以来初めて地上波音楽放送1位となった。デビューから1480日目にしてだ。

    8日放送されたKBS2音楽プログラム『ミュージックバンク』にてBTOB8が8枚目ミニアルバム『Remember that』タイトル曲の『春の日の記憶』で1位となった。BTOBは特融のビーグル美あふれる姿で1位の喜びを表現した。

    去る5日に放送されたSBS MTV『ザ・ショー』とMBCミュージック『ショーチャンピオン』でも1位を獲得したBTOBはこの日の『ミュージックバンク』まで3冠王となった。何よりも『ミュージックバンク』1位はデビュー以来、地上波初1位を獲得したものであるため、その意味が大きい。

    2013年3月にシングル『秘密』でデビューしたBTOBは『その唇を奪った』、『WOW』、『愛しか知らない』、『Beep Beep』など多くの曲を発表して活動した。BTOBもダンスを中心にしたパフォーマンスを見せたが、大きな注目を受けることはできなかった。

    BTOBのポテンシャルが弾けたのは昨年7月にデビュー以降はじめてバラードをタイトル曲に打ち出したときだ。夏にバラード曲『大丈夫』を発表したBTOBは「夏-ダンス」という固定観念を打ち破り音源チャート1位に浮上した。

    その年の10月に2番目のバラードタイトル曲『家に帰る道』で再び音源チャート1位となった。今回の『春の日の記憶』まで3連続でバラードタイトル曲を打ち出したBTOBは音源チャート1位を獲得し、「バラードドル」という自分たちだけのカラーを作り上げた。

    すでにBTOBは昨年MBCミュージック『ショーチャンピオン』にて『家に帰る道』でデビュー後はじめての1位を獲得している。しかし、地上波放送ではなく、メンバーのユク・ソンジェがSBSドラマ『村-アチアラの秘密』撮影のため共にすることができず心残りを残した。

    しかし今回は『春の日の記憶』でその恨みを晴らした。地上波音楽放送初1位を記録し、その場にユク・ソンジェを含む7人全員が共にした。低調な視聴率で危機説が囁かれている音楽放送の1位が大きな意味がないと考えることもできるかもしれないが、歌手たちにとって音楽放送1位は他ならない価値を持つ。1位歌手というタイトルを得ることと同時に大衆的にも認められたということを証明してくれる。

    デビュー4年目にして地上波音楽放送1位を獲得したBTOBはゆっくりと成長してきたチームであるため、より意味があった。着実な音楽活動と同時にメンバーの個別活動も増えたことで注目を受け、「バラードドル」のイメージで信頼して聞くことができる音楽と実力を見せてくれた。今回のアルバムでもタイトル曲だけでなく、収録曲までチャートに進入させてそれを立証した。

    ファンダムもやはり徐々に増えていった。オリンピックホールにて初のコンサートを開催したBTOBは昨年に奨忠体育館にて公演をし、今年には蚕室室内体育館にてコンサートを開催した。3000人を収容していた公演会場から何と7000人にぐっと増えた。

    デビュー同期たちが瞬時に音楽放送1位を獲得している間、BTOBの待ち時間は大きかっただろう。しかしゆっくりと成長しながら、遅れて光を見始め、遅いだけにしっかりと丈夫になった。バラードで成長したBTOBであるが、これからはどんなコンセプトをしてもそれを裏付けてくれる実力があるということを証明したため、より信頼がいき、期待される。
  • MBNスター ナム・ウジョン記者 / 写真=BTOB SNS | (C) mk.co.kr | 入力 2016-04-09 09:11:55