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SM、ザ・バラードのセカンドアルバム「BREATH」Kポップ完成

  • 東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代、SHINee、f(x)、これらに「テセドル」EXOまで。韓流の代表アイドルグループを誕生させた「SMエンターテイメント」と言えば、思い浮かべる音楽は大多数がダンス曲だろう。

    しかしSMはバラードでも強かった。

    OSTを除いた正統バラードが音楽市場ではやや不振の中で我こそはと思う「カチャン(歌唱)ドル」の出動に、国境をこえて通じる感性バラード「Kポップ」が完成した。

    ファンダムを基盤とするものの、その実力をもって大衆まで併せたものだ。


    12日午後7時30分、ソウルの三成洞コエックスアーティウムのSM・ザ・バラード第2集「BREATH」ジョイント・リサイタルが開かれた。

    ショーケースの一環として開かれたこの日の公演では、チャン・リイン+チェン(EXO)の『息』中国語版をはじめ、チョン・ヒョン(SHINee)+チェンの『一日』、チェン+クリスタル(f(x))の『よかったことは、つらかったことは』、チョウミ(SUPER JUNIOR-M)の『俺が欲張りだった』中国語版、テヨン(少女時代)の『Set me free』、テヨン+ジョンヒョンの『息』の韓国語バージョンなど、SM・ザ・バラード第2集収録曲の多くがライブで公演された。

    現役最高のカチャンドルに挙げられるテヨン、ジョンヒョンに、せっかくの国内舞台に立ったチャン・リインとチョウミ、そしてジョンヒョンから「SMの未来」という評価を受けたチェンまで。バンドのセッションとして14人組の弦楽ストリングスまで加勢して、壮大な雰囲気の中、それこそSMの代表ボーカルの饗宴だった。

    特に、昨年『12月の奇跡』を通じてずば抜けた歌唱力を披露したチェンは『息』、『一日』、『よかったことは、つらかったことは』を通じてEXOの代表感性ボーカリストであることを立証した。

    ジョンヒョンと一緒に男-男のデュエットの『一日』は、調和する中で爆発する感性表現に嘆声をしぼりだした。

    年上と年下の呼吸が輝いたジョンヒョンとテヨンの『息』ライブもまた淡い味を加えた。

    これらのデュエットの舞台に先立って行われたインタビューで、パートナーのための賞賛と配慮で暖かさまで与えた。

    ジョンヒョンは「テヨンさんが歌をとても甘く、上手にうたっていただきありがとうございました。ぼくが先に録音して心配したが、テヨンさんがぼくの足らない点をたくさん埋めてくれた」と語った。

    これに対してテヨンは、「ジョンヒョンは声を多様に持っていて、むしろ私が楽だった。特にジョンヒョンは独特の音色に魅力がある」と、答えた。

    この日のショーケースは1時間近く行われた。先着チケット戦争で堂々と勝利した800人余りの観客は、熱い歓呼を送りながらも、歌手の熱唱を息を殺して聞いた。ただし、一部のファンの行き過ぎた応援は、多くのファンたちの公演を妨害し、物足りなさを残した。


    一方、SM・ザ・バラードのセカンドアルバム「BREATH」は、別れをテーマに、収録曲を一つのストーリーにつないで、前の曲を有機的に構成して完成度を高めた。

    イントロの『Dear...』を皮切りに、別れた直後の男女の心境を描いた『息』、別れた男の立場を込めた『俺が欲張りだった』と、女性の立場を表現した『Set me free』、別れた後に変化した日常に対する物語の『一日』、偶然再会した別れた男女が愛した往時を回想する話で飾った『よかったことは、つらかったことは』まで全6曲で構成された。

    タイトル曲『息』と収録曲『俺が欲張りだった』など2曲は日・中・韓の3カ国語版で製作、異なる言語や音色が一体となって、バージョンごとに異なる魅力を感じさせる。13日発売。
  • スタートゥデイ_パク・セヨン記者/写真_ユ・ヨンソク記者 | 入力 2014-02-13 07:01:02