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「うどんの神」イ・サンヨプの生死、チョン・ユミとチョ・ジェヒョンの取引に緊張高まる

「マスター-うどんの神」20話(最終回) 

    KBS2水木ドラマ『マスター-うどんの神』が最後の物語だけを残した。悪人チョ・ジェヒョンへの審判だけが残った状況。ドラマはどんな結末を視聴者に披露するだろうか。

    29日放送された『うどんの神』にてパク・テハ(イ・サンヨプ扮)はソ・テソプ(キム・ビョンギ扮)がキム・ダヘ(コン・スンヨン扮)を拉致したという事実を知り、すぐに彼女の元に駆けつけた。彼はソ・テソプのすべての罪が記された秘密文書を渡す代わりにここで終わらせてほしいと自ら命を差し出した。

    幼い頃からパク・テハの世界には友人しかいなかった。殺人者の血を受け継ぎ孤児となった彼の人生では、すべての決定理由が友人であり、彼らが危険な状況に陥らないように心と体を犠牲にした。

    チェ・ヨギョン(チョン・ユミ扮)に代わって、夢さえも諦めて刑務所に入ったことはもちろん、怪物の城であるクンラクウォンに入ったムミョン(チョン・ジョンミョン扮)をより近くで守るためにクンラクウォンに自ら足を踏み入れた。パク・テハは時に友人たちに心にもない刺々しい言葉を吐いて強がったフリをし、時には心を込めて懐柔しようともした。

    しかしパク・テハの切実な思いは最後までムミョンとチェ・ヨギョンに届くことはなかった。二人は復讐と欲望を追いかけるために前だけを見て走り、キム・ギルド(チョ・ジェヒョン扮)と共に徐々に怪物となっていった。パク・テハは怪物と戦うために怪物になってゆく友人たちが堕落することを防ごうと何度も信号を送ったが、すでに引き返すことのできない戦いとなってしまった。

    紆余曲折の末にチェ・ヨギョンは大衆が見ている前で悪人キム・ギルドを連行することに成功した。しかし連行中にキム・ギルドは逃走し、二人の戦いは終わらないことを暗示した。

    制作陣によると30日に放送される最終回では真実を間において張り詰めた綱渡りを行うキム・ギルドとチェ・ヨギョンが最後の取引を行う。この取引はこれ以上失うことがないため、さらに毒気を抱くキム・ギルドがチェ・ヨギョンに最初に提案、チェ・ヨギョンの承諾と拒否により誰かの生死が決定する重要な問題となる。中でもこれは前回19話にて友人とキム・ダヘのために命を懸けたパク・テハの死と大きく関連しており、期待を高める。

    これまでチェ・ヨギョンは両親を殺人教唆したキム・ギルドを捕まえるためにすべての人力を動員、検事職を捨てる気持ちで賄賂まで受け取り孤軍奮闘してきた。このため、絶対に手を結ばないと思われた二人の間に行き来する取引内容は何か、また劇的にこの取引が成立する場合、どのような結果を生むのか注目される。

    『マスター-うどんの神』最終回は30日に放送される。
  • MBNスター ユ・ジフン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-06-30 14:12:21