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リュ・ジュンヨル「正しい俳優」の正解三拍子「先輩-恋愛-環境運動」

    「少女の感性を持っています。書くことも好きで、手で作ることも好きで。最近では、音楽を聞くのが良いんです。昔は音楽鑑賞という言葉をよく理解していなかったけど、今は少し理解できます」

    MBC水木ドラマ『運勢ロマンス』を通じて「ロマンチックコメディキング」という言葉に最も適した、「現実彼氏」にしたい俳優リストに堂々と名前をあげたリュ・ジュンヨル。彼は20日、ソウル鍾路区三清洞のあるカフェでシックニュースと会い、次期作の映画をはじめとするリュ・ジュンヨル本人について詳しい話を交わした。

    リュ・ジュンヨルは『運勢ロマンス』を終えるやいなや、映画『タクシー運転手』の撮影を開始したにもかかわらず、いまだ気持ちの良いエネルギーを噴き出していた。自分自身を称するに「体力が溢れる。8つの体質の中で体力が最も良くない体質であることを知っているが、自分自身は体力が良いと信じ、いつも肯定的で良いと思うようにしようと努力しているところだ」と言うほどエネルギーが溢れる俳優だった。

    最近、映画『ザ・キング』の撮影を終えた彼は、チョ・インソン、チョン・ウソン、ペ・ソンウという大先輩たちを称して、「本当にたくさん学んだ」としきりに幸福感を表わした。自分がテレビだけで見ていた先輩たちと1つのフレームに出るということ自体が幸せだったと言う。

    「元々ハン・ジェリム監督の映画が好きだった。『ザ・キング』のシナリオを最初にもらった時、前作がすべて順番通りに思い出されるほどだった。子どもの頃から尊敬して、彼らの演技を見て感動を受けていたが、そのような方々と一緒にモニターして、カメラの前で演技をするということ自体が貴重だった。少し膨らまして話せば、息をするところも見学するほどたくさん学ぼうと努力した」

    特に、3人の俳優たちに演技や俳優人生について、絶えず尋ね聞くことを重ねた彼は、「明快な答えを聞いた」と言い、今回の映画を通じて共にした俳優の中で特に、チョ・インソンに対して深い心を表わした。

    「1作品、1作品しながら、多くの先輩たちに学び、また、たくさん尋ねている。演技の外でも、俳優としての人生や態度について聞いてみているが、真剣ながらも明快な答えが出てくる。そのたびに『このようなことのために長い間俳優という仕事をしておられるのだなあ』と思うようになった。チョ・インソン先輩のような場合は、僕の初めての記憶が『ノンストップ』の時だ。その時は、ただ漫画映画が終わってするシチュエーションコメディと思っていたが、そこにいる俳優の方が18年が過ぎた今、僕と一緒に演技するということ自体が驚くべきことだった。その俳優が持っていた、大事にしていたノウハウのようなものをテレビの前にいた少年が、現場で学ぶということに大きな意義があると思う」

    一瞬でスターになったようなリュ・ジュンヨルだが、実際は演技を準備して、習っていた時期にしたことがないアルバイトがないほど、さまざまな仕事をしたと知られている。特に、「人間として尊厳を僕自らのガイドラインの中で守りたかった」と言う彼は、確固とした自分だけの哲学があった。

    「演技するのに疲れないために、最小限のものを失わないように働き続けていた。演技だけに固執するためにラーメンだけを食べて生きたり、そうすれば僕があまりにも疲れるようだった。本当に最小限のものは守りたかった。コーヒー1杯のようなものも。余裕資金ができてこそ飲めるじゃないか。そのようなものは持っていてこそ演技ができるという気がした。それでもそのような経験を通して、人に会い、得たエピソードが今自然に演技し、表現できる源泉だと思う」

    一方、『運勢ロマンス』の話をしながら欠かせないのが「恋愛」に関連する部分だ。やさしくて自然な演技で女心を揺さぶった彼だけに、恋愛についての話もファンたちが最も気になる部分のうちの1つだ。

    「スホがそのような話をたくさんする。公園を歩きながら良いと言い、続けて良いという言葉をたくさん言う。ところがこのような話をあまり言わない男性も多いと聞いた。僕はそれに比べて表現をたくさんする方だ。ボニとスホがした恋愛は、とても甘かった。僕は作品のように恋愛するという感じがすればいいなあと思う。作品も実際は全く知らない人、スタッフ同士で会って、知っていく過程だ。後には離れたくなくて情が移り、そのようになる。これまで表現できなかった感情や愛情表現もたくさんする瞬間がくるのに、そんな恋愛をしたい」

    また、最近「音楽鑑賞」を趣味に加えたリュ・ジュンヨルは、これまではなぜ音楽をあえて鑑賞しようとするのかと考え、理解できなかったとすれば、疲れて始めた趣味が今では最も快適な時間のうちの1つになったと話した。

    「僕は少し少女の感性がある。書くことが好きとか、作ったり、家で1人で何かをする方だ。最近では、音楽を聞くことがすごく良い。音楽鑑賞、こんな話を昔は理解できなかった。ところが、最近は何もせず音楽を聞くのが良い瞬間になった。最初は疲れて始めた。じっと横になって寝ようとするが、この時間に寝て起きてすぐに撮影を行くということが僕自身にとって少し寂しかった。だから、何か消費したエネルギーを満たしたくて、簡単に音楽をかけたのだけど、その瞬間がとても良かった。音楽は雑食性ですべて聞く方だ」

    『運勢ロマンス』の最終回が放送される日、リュ・ジュンヨルは「Vアプリ」を通じてファンたちと会い、疎通して一緒に休暇地を決定した。当時出た休暇地は、アジア、日本。しかし、本人はヨーロッパに発ちたい気持ちを表わし、「父と一緒に行きたい」と孝行息子らしい回答を出した。

    「まだはっきり決められていない。『Vアプリ』を通して決めた国がアジア、日本なのに、約束を守るために行こうか、悩んでいる。個人的には、ヨーロッパに行きたい。家族たちと過ごす時間が少ないのを感じると。母は今、米国にいて、父は1人でいる状態だ。父とサッカーを見に行きたいという思いのためヨーロッパで悩んでいる」

    最近、リュ・ジュンヨルは環境に関連したある映像を見て大きく感銘を受け、返信形式でWebサイトに投稿し、話題を集めた。プラスチックの使用に関連する映像だったが、tvNバラエティ番組『花より青春』を通じて、アフリカに行ってきた後、環境に対する認識が変わったという。

    「最近では、環境運動に関心が多くなった。自分自身もそのような人生を生きてみようとたくさん努力している。アフリカに行ってきてみて、そこに対して関心が多くなり、そのような考えをした。環境というのは、ただ人間に無策にされる感じがある。人間自らが自覚していなければ、取り返しのつかない状況まで来る可能性がある。人間と人間なら疎通できるが、自然はそうではないから。僕たちが早く認識を変えなければ、1日、朝にでも無くなる可能性のあるものだと考える。そういう側面からより多くの関心を持っていただければいいなあと思う」
  • シックニュース チョ・ヘジン記者 / 写真=イ・ミファ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-07-27 08:27:00