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[BIGBANGデビュー10周年] 完全体・ソロ・ユニット…何もかもが「パーフェクトオールキル」

    一緒の時も、別々の時もBIGBANGはBIGBANGだった。デビュー10周年を迎えた第2世代のアイドルグループの先頭走者BIGBANGは、グループの活動に限定されていない「別々と一緒」戦略でアイドル活動の「バロメーター」になった。

    2006年8月にデビューし、10年間で正規アルバム2枚、ミニアルバム5枚、シングル7枚を発表した。長いブランクなしで安定した活動を続けてきた結果、彼らは2007年の『Lies』と『Last Farewell』以降に出したすべてのタイトル曲で、音源チャート、音楽放送の1位を占領した。

    ソロおよびユニット活動、再び完全体に戻る時も彼らは最高で、いつも頂点で「BIGBANG天下」を成し遂げた。

    G-DRAGON、T.O.P、SOL、D-LITE、V.Iの全メンバーが、各自の個性がにじみ出るソロアルバム活動を行った。グループ内の最初のソロ走者はSOLだった。SOLは2008年に『ONLY LOOK AT ME』と感性R&Bの先頭走者として出たのに続き、2009年に『WEDDING DRESS』、2010年に『I NEED A GIRL』、2013年に『RINGA LINGA』、2014年に『EYES,NOSE,LIPS』の活動を成功的に行った。

    特に、ソロのSOLの音楽は、アイドル音楽に多少厳しい評価を下してきた韓国大衆音楽賞の審査員さえも捕らえ、アイドル音楽に対する再評価が開始されるきっかけとなった。

    リーダー兼プロデューサーのG-DRAGONは、2009年に正規アルバム『Heartbreaker』、2012年にミニアルバム『ONE OF A KIND』、2013年に正規アルバム『COUP D`ETAT』を発表し、BIGBANGの活動中にも止まらない創作熱を燃やした。

    末っ子のV.Iは、2009年に『STRONG BABY』、2011年に『V.V.I.P』、2013年に『GOTTA TALK TO U』を次々と発表した。D-LITEはトロット(演歌)シングル『Look at me, Gwisun』と『A Big Hit !』でBIGBANGとは全く異なる音楽の色を見せながら、個人の活動幅を広げた。

    また、T.O.Pは2010年に『Turn It Up』、2013年に『DOOM DADA』を発表し、独創的なヒップホップSWAGを見せてくれた。T.O.PはBIGBANG内で唯一の演技分野でも旺盛に活動中だが、ドラマ『アイリス』、映画『戦火の中へ』、『同窓生』、『タチャ~神の手~』などで安定した演技を見せ、多目的な歩みを見せてきた。

    ソロと完全体以外のユニット活動も盛んだった。G-DRAGONとTOPはGD&TOPというユニットを結成し、2010年に正規アルバムを出した。タイトル曲『HIGH HIGH』をはじめ、多数の曲が愛された。

    一方、G-DRAGONとSOLもGD×TAEYANGというユニットを結成し、2014年にシングル『GOOD BOY』を発表し、BIGBANG完全体以上の火力を誇示した。

    BIGBANGの底力はどんな非難にも崩れず、だるまのように起き上がり、さらに大きく飛び上がる音楽の力にある。2011~12年にD-LITEの交通事故、G-DRAGONの大麻喫煙事件などの大小の事件事故がBIGBANGの足を引っ張るかのように思われたが、それにもかかわらず、彼らは音楽活動で毎回危機を克服してきた。

    間もなくT.O.Pが軍入隊を控えた中で、完全体BIGBANGの空白を最小限に抑えるため、一部ファンの間で「BIGBANG同伴入隊」の意見が台頭している。しかし、YGのヤン・ヒョンソク代表プロデューサーが「全く考慮していない」と言ったのは、個々のメンバーが持つ能力値だけでも、十分にリレー式で歌謡界の平定が可能だという自信感からだろう。
  • スタートゥデイ パク・セヨン記者 / 写真=YGエンターテイメント | 入力 2016-08-20 11:30:07