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「空港に行く道」9話 キム・ハヌルとイ・サンユンに慰めが必要な瞬間

「空港に行く道」9話 

  • ▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

    『空港に行く道』のキム・ハヌル、イ・サンユンにとって、今は慰めが必要な瞬間だ。

    KBS2水木ドラマ『空港に行く道』の2人の主人公チェ・スア(キム・ハヌル扮)とソ・ドウ(イ・サンユン扮)は、共感と慰めという感情でつながっている。娘が一人で外国に住んでいるという共通点を介して2人は初めて出会って共感した。その後、それぞれ様々な痛みとぶつかった瞬間にお互いとって慰めとなってあげた。これに2人は平穏さと心惹かれる感情を共有することになった。

    そんな中、去る19日に放送された『空港に行く道』9話でチェ・スアとソ・ドウはそれぞれ本当の慰めが必要な瞬間にぶつかった。このような状況の変化は視聴者に2人の男女の感情について、さらに好奇心を持たせ、切なさを感じさせるようにした。

    この日、チェ・スアは辞職を決心した。ワーキングママとして娘のヒョウン(キム・ファンヒ扮)に対する申し訳ない思いと切なさから、これ以上、仕事を継続することができないと判断したのだ。12年も続けた仕事を諦めるということは決して容易なことではなかった。しかし、彼女の辞職の決心を慰めてくれた人は、ソ・ドウだけだった。

    夫のパク・ジンソク(シン・ソンロク扮)や姑はもちろん、娘のヒョウンまでなぜ辞めるのかと非難した。しかし、ソ・ドウだけは「よくやった」とチェ・スアの感情を理解してくれ、古宅で彼女が気楽に休むことができる時間を作った。最も慰めが必要な瞬間、彼女のそばにいてくれた人がソ・ドウだった。

    慰めが必要なのはソ・ドウも同じだ。この日、ソ・ドウは死んだエニが抱えていた秘密に近づいた。その秘密には信じていた妻キム・ヘウォン(チャン・ヒジン扮)の非情で残酷な顔が隠されていた。実の娘のように大切にしていたエニが、子供が抱えるにはあまりにも大きい悲しみを抱いていたことを考えると、ソ・ドウは胸が張り裂ける思いがした。

    これまで、ソ・ドウはキム・ヘウォンが未婚の母としてエニを産んだ後、一人で育ててきたと信じていた。しかし、エニを育てたのは父親で、キム・ヘウォンは嘘で娘を利用したのだった。ソ・ドウはエニが生前に利用していたメールを通じて、エニが実父と連絡を取り合っていたことを、長い間、実父を待っていたことを知った。ソ・ドウにもやはり誰かの慰めが必要な瞬間が訪れたのだ。

    ここでもう一つの秘密が水面上に明らかになった。チェ・スアの夫パク・ジンソクとチェ・スアの友人であるソン・ミジン(チェ・ヨジン扮)の関係だ。この関係が過去で終わらずに現実につながる場合、この秘密がチェ・スアに知られる場合、それはチェ・スアをさらに苦しませると思われる。

    共感と慰めという感情を共有した2人の男女。彼らに本当の慰めが必要な瞬間が近づいてきた。2人はまた、お互いにとって慰めになることができるのか、2人の感情と関係は、どのような変化を迎えることになるのか、折り返し地点を回った『空港に行く道』が注目される理由だ。
  • MBNスター ソン・ジナ記者 / 写真=KBS2放送画面キャプチャ | (C) mk.co.kr | 入力 2016-10-20 08:17:28