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「キャリアを引く女」チョン・ヘビンなど緊張感を高める悪役たちの活躍

「キャリアを引く女」9話 

  • ▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

    『キャリアを引く女』の悪役の存在感が緊張感を高めている。

    MBC月火特別企画『キャリアを引く女』が去る24日、9話の放送を起点に折り返し地点を回った。この日の放送では、チャ・グムジュ(チェ・ジウ扮)が自分を刑務所に送った事件である「野宿少女事件」を再び調べ始めた。このようなチェ・ジウの決意を脅かす悪役の存在感はドラマの緊張と対立を激しくリードして、視聴者の注目を集めた。

    この日の放送では、パク・ヘジュ(チョン・ヘビン扮)、イ・ドンス(チャン・ヒョンソン扮)、カンプロ(パク・ビョンウン扮)など、悪の軸の活躍が目立った。チョン・ヘビン、チャン・ヒョンソン、パク・ビョンウンは色とりどりの悪役キャラクターを確かな演技力で表現して、視聴者たちをドラマに没頭させた。

    まず、パク・ヒェジュは姉のチャ・グムジュに対する劣等感により、さらに毒々しくなった。今では、ほとんど迷いのない表情で残忍な言葉を吐き出し、怒りを誘った。この日、オソングループの離婚訴訟の件でもう一度チャ・グムジュと対戦したパク・ヘジュは、もう一度スタートしようというチャ・グムジュの提案に「お姉さんは失うものがないけど、私は失うものが余りも多いでしょう? お姉さんみたいな一介の事務長ではなく、オソンの弁護士なんだから」と皮肉を加えた。

    生意気な言い方と表情、野心と劣等感が表出したチョン・ヘビンの悪役演技は人間の本能と現実的な悩みを抱いており、没入度を加えた。チャ・グムジュから完全に離れてしまったパク・ヒェジュがどのような歩みを見せるのか、成り行きが注目される理由だ。

    イ・ドンスは権力欲を持った悪魔のような悪役でドラマの緊張感を引き上げた。権力の犬を自任していた彼が本心を露出して、鳥肌を誘発した。「オソンがほしい」というより大きな欲望を表わしたのだ。野心のためなら手段を選ばない悪役ドンスの攻勢が恐ろしくなる理由だ。チャン・ヒョンソンは吸引力のある演技で巧妙な悪役ドンスを完成させた。回を重ねるごとに存在感を増すドンスの活躍は、今後の展開を期待させる。

    登場するたびに恐ろしさをプレゼントするカンプロの存在感も尋常ではない。自らを「掃除夫」と称し、妨害するすべてのものを一掃してしまう人物がまさにカンプロだ。この日、カンプロはチャ・グムジュの後をつけて不安を感じさせた。また、チャ・グムジュが探している野宿少年を誘拐して脅迫をする姿で冷酷さを見せた。何よりも、彼の欲望を持った目つきは本音を知ることができず、さらに脅威的な存在であることを表わした。

    野宿少女の事件の真実を追うチャ・グムジュ、ハム・ボクゴと、彼等と反対側に立っている悪役3人の存在感が増すにつれ、劇はさらに面白くなるものと見られる。これらの悪役は必要なものがそれぞれ異なることから、どのような方法でチャ・グムジュとハム・ボクゴを振り回すことになるのかが注目される。それぞれの色が明確な悪役の攻勢が今後どのように繰り広げられるか、関心を集めている。
  • スタートゥデイ イシュチーム / 写真=MBC放送画面キャプチャー | 入力 2016-10-25 08:43:07