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放映終了D-3「嫉妬の化身」、特別なロコでしかない理由

「嫉妬の化身」 

    SBS水木ドラマ『嫉妬の化身』が去る3カ月間で視聴者に残したものは何だろうか。

    一般的なロマンチックコメディとは異なり、24部作という長い呼吸と予測を外れるストーリー、示唆を投げる素材と破格的な展開は、『嫉妬の化身』だけのアイデンティティであり差別された点だった。このような空前絶後のロマンチックコメディに多くの人が惹き込まれ、水木ドラマ1位でホットな話題を駆り立てている。

    何よりも『嫉妬の化身』は、24部作のうち22回を走ってきたこれまでの3カ月間余り、視聴者と一緒にピョ・ナリ(コン・ヒョジン扮)、イ・ファシン(チョ・ジョンソク扮)の話をきちんと描き出した。ピョ・ナリの片思いで始まった話は。二股を経て最終的にイ・ファシンと両思いの関係になり、この過程で2人は乳がんの治療のために病室を一緒に使って一緒に住んでみるように堅固な間柄を固める無数のエピソードで平日の夜の責任を負った。

    これに今やお互いなしでは生きられないピョ・ナリ、イ・ファシンがきちんと固めてきたコンクリート級のストーリーは、ドラマの蓋然性に繋がり、視聴者は彼らを最も近くで1つずつ見守ってきながら走ってきたため、『嫉妬の化身』に向けた愛情がさらに格別なものでしかない状況だ。

    『嫉妬の化身』は、ピョ・ナリとイ・ファシンの話を誠実かつ粘り強く解きながら視聴者たちが2人を理解して愛さざるを得なくし、それだけストーリーがしっかりしており疎通するドラマだった。

    それだけでなく『嫉妬の化身』は、ロコであまり扱われていなかった乳がん、不妊、無性欲などの関心を促す問題を投げ、重い素材を軽くないように、それでいて愉快で真正性があるように伝えながら嫉妬の廃人に自負心を抱くようにさせた。

    そのため、1話、1話、終わることが惜しい声が大きくなっており、同時に予測できない次の展開に期待感が高まっている。

    去る放送で、イ・ファシンは放送局内に広がったピョ・ナリが乳がんという噂を鎮めるために、放送で直接自身が乳がん患者だということを告白した。彼は愛する人がいなかったら耐えられなかっただろうという言葉でピョ・ナリに感謝を伝え、同時に珍しい男性の乳がんに対する苦痛、不便さなどを言及して少数の痛みについて考えさせた。

    二度とない新概念の大河ロコであるSBS水木ドラマ『嫉妬の化身』23話は、来る9日夜10時に放送され、来る10日に最終回が放送される。

  • スタートゥデイ シン・ヨンウン記者 / 写真=ドラマポスター | 入力 2016-11-07 08:43:42