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「浪漫ドクターキム・サブ」12話 ユ・ヨンソク、結局は医者としての良心を選択

「浪漫ドクターキム・サブ」12話 

  • ▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

    SBS『浪漫ドクターキム・サブ』のユ・ヨンソクが真実が書き込まれた死亡診断書を作成し、最終的には医師としての良心を選択した。

    去る13日に放送されたSBS月火ミニシリーズ『浪漫ドクターキム・サブ』では、カン・ドンジュ(ユ・ヨンソク扮)が数多くの葛藤の末、偽の死亡診断書ではなく、脱走兵の死にまつわる真実が書き込まれた死亡診断書を公開して、本物の医師の姿を明らかにし、テレビ劇場に大きな響きをプレゼントした。

    劇中、カン・ドンジュはコサン大学病院の院長ト・ユンワン(チェ・ジンホ扮)に集団暴行の被害者と思われる脱走兵を隠蔽するために、不正に作成された死亡診断書にサインすることを要求された状況だった。医局に戻ったカン・ドンジュは偽の死亡診断書をゴミ箱に捨てたが、さらに悪いことに脱走兵の患者が死亡してソン・ヒョンチョル(チャン・ヒョクジン扮)はカン・ドンジュに「たった一度だけ目をつぶればいい」と病死と表記された死亡診断書にサインすることを促した。再び混乱したカン・ドンジュは脱走兵の親が死亡の原因を尋ねると、答えを避けて、視聴者たちを焦らせた。

    カン・ドンジュが隠蔽と良心の試験台に置かれた瞬間、道先案内人になってくれたのはキム・サブ(ハン・ソッキュ扮)とユン・ソジョン(ソ・ヒョンジン扮)だった。キム・サブがカン・ドンジュに「医師、少なくとも一つの命を執刀する外科医であればは、その生命に匹敵する責任感も背負って行くものだ」と命を扱う医師が負う重大な責任を悟らせたのに続いて、脱走兵の手術映像が撮られたメモリチップを自ら判断して処理するように任せた。

    また、ユン・ソジョンは脱走兵の死亡診断書を先送りにしているカン・ドンジュを訪ねて行った。これにカン・ドンジュは「脱走兵ですよ。そのうえ外因死だなんて、どれほど騒がしくなると思いますか」と外因死だと知らせた場合に発生する騒動に対する心配を表わした。しかし、ユン・ソジョンは「他のものももちろんダメだけど、特に死亡診断書は絶対に外圧によってファクトを変えてはいけない」と真実の重要性を強調し、濃い共感と余韻をもたらした。

    さらに、過去、カン・ドンジュがVIPの手術を引き受けたせいで手術の日程が先延ばしになり死亡した患者の娘が訪ねてきてデモを行った。母親が自分の代わりに死亡した患者の娘に頭を下げて謝罪するのを見守っていたカン・ドンジュは、「とても後悔しているし、恥ずかしいです」と直接心から謝罪する姿で成功に欲を出した過去の間違いを深く反省していることを推測させた。

    キム・サブとユン・ソジョンの手厳しい忠告と死亡患者の娘のデモをきっかけに覚醒したカン・ドンジュはようやく本物の死亡診断書を持って脱走兵の親を訪ね、お茶の間に痛快な感動をプレゼントした。カン・ドンジュがト・ユンワンが提示した「病死」と書かれた偽の死亡診断書ではなく、「外因死」と表記された死亡診断書を渡しただけでなく、キム・サブから受け取った手術映像の入ったメモリチップを渡して、今後の真相究明のために証言まですることを約束した。

    さらに、カン・ドンジュが死亡診断書を書き直した事実を知って怒るソン・ヒョンチョルに「学んだ通りにしただけです」とし「死亡診断書は、患者と遺族に医師としてできる最後の配慮だ」と言って視聴者たちに感動を与えた。医師としての使命と責任意識を改めて悟り、誘惑の中で隠蔽ではなく、良心を選択したカン・ドンジュの「正しい歩み」が不条理な現実を生きていく大衆にわずかな慰めを伝えた。
  • スタートゥデイ イシュチーム / 写真=該当放送画面キャプチャ | 入力 2016-12-14 09:18:37