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[インタビュー①] キム・ウビン「イ・ビョンホンとカン・ドンウォン、素敵で面白い」

    俳優キム・ウビンがイ・ビョンホン、カン・ドンウォンと呼吸を合わせた所感を明らかにした。

    キム・ウビンは15日午前、三清洞のあるカフェで行われた毎日経済スタートゥデイとのインタビューで、「多くの方々が期待してくださった作品なので、緊張している。私が出演した作品だからか客観的に評価することが難しい。自ら惜しい部分やもっと上手にできたのになどと考えている」とはにかむように話を切り出した。

    『マスター』(チョ・ウィソク監督)は、希代の金融詐欺師(イ・ビョンホン扮)と彼を捕まえようとする捜査チーム(カン・ドンウォン扮)、2人の間で自分の生きる道を探す24時間頭を転がすコンピュータの専門家(キム・ウビン扮)の話を描いた犯罪娯楽アクションだ。

    キム・ウビンは劇中、生まれつきのずば抜けた頭脳の持ち主、パク将軍に扮して、斜めに構えながらも可愛く、憎らしいのに情感のわく、切ないキャラクターを自然に消化した。イ・ビョンホンの右腕であり、コンピュータプログラムの専門家であるパク将軍は、虎視眈々と自分の分け前をもらうタイミングだけを狙う現実的でありながらも浅ましいキャラクターだ。序盤には好感を持つことはできないが、劇が進むほどに最も現実的なキャラクターとして描かれる。

    彼は「シナリオを見た瞬間に参加したいと強く思った。キャラクター自体があまりにも興味深く、面白かった」とし「各人物が置かれた状況やストーリーが新鮮に感じられた。特に、私が引き受けた将軍については少し新しく発展させたいという欲が生じた」と話した。

    続いて「カン・ドンウォン、イ・ビョンホン先輩と作業することができることも大きな影響を及ぼした」とし「俳優としてとても憧れているし、尊敬して学びたい方だ。このような機会を逃すことはできない」と笑った。

    また「あまりにも知りたかった先輩方だったのに、想像していたよりもはるかに素敵だった。テレビや周辺の話を通じて持っていたイメージよりも良くて、優しくて、ウィットがあって格好良かった」と話した。

    また、「特にビョンホン先輩は何か真剣で重く怖そうだと思っていたのに、面白くてアイデアも本当に豊富だった。現場を終始軽快に導いてくださった。末っ子が果たすべき役を先輩がすべてこなしてくれて、感謝して申し訳なかった」と微笑んだ。

    続いて「カン・ドンウォン先輩はモデルの先輩としてのみ知っていた。放送活動もあまりされないため実際に会う機会もなく、あまりにも気になっていた。でも実は本当に面白くて素敵な方だった」とし、「先輩たちのおかげで、気にせず撮影に臨むことができた。先に近づいてきてくれて、気遣ってもらった。心から感謝する」と重ねて感謝の気持ちを伝えた。

    『マスター』の143分という上映時間は、観客の好みに応じて退屈に感じられるかもしれないし、親切なガイドとして感じられるかもしれない。政治・経済・メディアなど、私たちの社会問題全般が反映されているが全く重くなく軽快だ。これもまた長所であり短所である。
  • スタートゥデイ ハン・ヒョンジョン記者 / 写真=「マスター」スチールカット | 入力 2016-12-15 15:29:56