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「力道妖精キム・ボクジュ」10話、ナム・ジュヒョク-イ・ジェユンの濃い「ブロマンス」

「力道妖精キム・ボクジュ」10話 

  • ▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

    俳優ナム・ジュヒョクとイ・ジェユンが、ロマンスよりも濃い「ブロマンス」でお茶の間劇場を温めた。

    15日午後に放送されたMBC水木ドラマ『力道妖精キム・ボクジュ』では、チョン・ジュンヒョン(ナム・ジュヒョク扮)がキム・ボクジュ(イ・ソンギョン扮)のために、兄チョン・ジェイ(イ・ジェユン扮)に語調を強める過程が描かれた。

    この日、チョン・ジュンヒョンは息巻きながらチョン・ジェイのもとを訪れた。先立って、キム・ボクジュが「ジュンヒョンがチョン・ジェイに私が好きだと言ったの? 人をそうやって惨めにして楽しい?」とチョン・ジュンヒョンを追及した。

    チョン・ジュンヒョンは、チョン・ジェイに「兄さんがキム・ボクジュに申し訳ないと言ったのか? 兄さんが申し訳ないから気を楽にしようとしてそうしたのか」と声を上げた。

    続いて、「兄さんはなぜいつも、そのあふれる配慮が相手に傷を負わせる可能性があるということを知らないのか?」とし、「俺が兄さんの家に来て住みながら、いつも俺にたくさん配慮した。俺は弟がいないからそうなんだ。俺はこの家で保護を受ける異邦人なんだ。むしろ腹も立てて他の兄さんのように殴りつけてほしい」と叫んだ。

    チョン・ジェイは、思いもよらないチョン・ジュンヒョンの言葉に衝撃を受けた。以降、コ・アヨン(ユ・ダイン扮)と焼酎一杯しながら、自分の配慮心が相手に壁を積むという事実をもう一度確認した。

    幸いなことに、2人の葛藤は長くは続かなかった。チョン・ジュンヒョンとチョン・ジェイは、しばらくの間散歩に出た中で、チョン・ジュンヒョンの不注意でチョン・ジェイが怪我を負うところだった。チョン・ジェイは、「お前はどうして注意が足りないのか? 運動する子がこんなに運動神経がないのか」とし、「お前のせいで死ぬところだったじゃないか」と叫んだ。

    チョン・ジュンヒョンは初めて見るチョン・ジェイの姿に当惑し、「大丈夫?」と彼に聞いた。するとチョン・ジェイは、「これでいいか? お前が望むことがこれか?」と笑いを噴き出した。チョン・ジュンヒョンの言葉のようにわざと腹を立てたのだ。

    やっとチョン・ジュンヒョンは安堵のため息をついた。先立って、チョン・ジェイに腹を立て、重かった気持ちも飛んでいった。血は繋がっていないが、硬い絆の兄弟愛が見る人の口元まで上げさせた。

    このようにイ・ジェユンとナム・ジュヒョクは、男女のラブラインとまた別の感動を伝え、作品の面白さを倍加した。単調だと言える青春ロマンス物が、彼らのブロマンスで1度さらに上昇した。
  • MBNスター イ・ダウォン記者 / 写真=MBC放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr | 入力 2016-12-16 07:19:51