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「ザ・キング」リュ・ジュンヨルの熱演に好評相次ぐ…次期作にも期待

    俳優リュ・ジュンヨルが映画『ザ・キング』での熱演で好評を得ており、自分のフィルモグラフィーに強烈な代表作を追加することになった。

    最近、500万人の観客を突破した映画『ザ・キング』は俳優リュ・ジュンヨルの最初の商業映画デビュー作としても大きな話題を集めた。2015年の映画『ソーシャルフォビア』を通じてスクリーンにデビューし、劇中でBJ「ヤンゲ」役を引き受けて強烈な印象を残し、デビューと同時に注目されたリュ・ジュンヨルは、tvNドラマ『応答せよ1988』のなかで高校生「ジョンファン」役でお茶の間までひきつけて一気にその年、最も注目される新鋭として浮上した。その後も彼は『ロボット、音』、『奴隷の島、消えた人々』、『グローリーデイ』、『ケチュン御婆 』、『羊飼いたち』まで、なんと5本の作品の中で毎回様々なキャラクターを披露して見事な活躍を見せてくれた。

    このように独立映画でしっかりと鍛えられた内面と毎作品ごとに徹底的にキャラクターを分析して、忠武路(チュンムロ)の有望株を超え、今や次期作が期待される俳優となったリュ・ジュンヨル。そんな彼に、最初の商業映画デビュー作として演技力はもちろん、興行パワーまで検証する重要な作品だった『ザ・キング』は、その地位をしっかりと固めてくれるありがたい代表作として記録されるものと見られる。

    リュ・ジュンヨルの魅力が如実に現れた映画『ザ・キング』で彼は主人公「テス」(チョ・インソン扮)の故郷の友人であり、組織の実力者「ドゥイル」役を演じて、強烈な印象を残した。「ドゥイル」は華やかな世界を夢見る友人のために、彼の後ろで黙々と辛い仕事を解決してあげて助力する人物だ。リュ・ジュンヨルは「ドゥイル」を介して、これまで見られなかった男性的な魅力を発散して好評を得た。

    それだけでなく、リュ・ジュンヨルは『ザ・キング』を介して最初のアクション演技に挑戦、キャラクターに合わせた動きを演出するために、2カ月間の練習の末に細やかなアクションを完璧にやり遂げた。特に、以前の作品で数限りなく演じられてきた典型的な「ギャング」のキャラクターとの差別化を図りたかったリュ・ジュンヨルは、重厚感を増して「検事のようなギャング」を描き出して、自分だけのキャラクターを構築していった。ここに、荒々しい目つきと淡泊な演技のトーン、そして重低音の声まで、まるでオーダーメイドの服を着たような、「人生キャラクター」を作り出して、自分の演技スペクトラムを拡張させた。

    このようなリュ・ジュンヨルの今後の歩みはさらに注目に集める。最初の商業映画『ザ・キング』で500万人の観客を突破して地位を固めた彼は、今年ソン・ガンホ主演の『タクシー運転手』(チャン・フン監督)、チェ・ミンシク主演の『沈黙』(チョン・ジウ監督)まで、活発な動きを続け、明確な存在感を露出する予定だ。 2015年『ソーシャルフォビア』でデビューして以来、2年にして次期作が期待される俳優となった彼が、これからまたどんな新しい姿で観客の前に立つのか、期待が集まっている。
  • MBNスター ソン・ジナ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-02-10 10:46:05