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「花郎」18話 キム・テヒョンの死、パク・ソジュン出生の秘密…60分間嵐の展開

「花郎」18話 

  • ▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

    『花郎』が60分間嵐の展開を見せた。

    14日放送されたKBS2『花郎』18話は、嵐のような展開を繰り広げて視聴者を魅了した。これまで少しずつ積み重ねてきたストーリーが吹き荒れるように繰り広げられ、この中で若手俳優たちの成長した演技は視聴者に涙と緊張感を与えた。

    この日の放送でソンウ(パク・ソジュン扮)、アロ(コ・アラ扮)、サムメクジョン(パク・ヒョンシク扮)、ハンソン(キム・テヒョン扮)は各自違う理由で大きな転換点を迎えた。誰かは人生の花も咲かせることができないまま死を迎え、誰かは出生の秘密を知った。また別の誰かは運命の渦から抜け出すための第一歩を踏み出した。

    まずソンウは自身の出生の秘密を知ることになる。アロが只召太后(キム・ジス扮)に捕まり源花(新羅時代の青少年の修練団体)となる危機に瀕するや、ソンウは焦る気持ちからフィギョンゴン(ソン・ヨンギュ扮)を訪ねた。フィギョンゴンは力があればこのようなことにならずに済んだとし、ソンウに王となることを勧めた。続いてフィギョンゴンは隠されてきた話を伝え始めた。実はフィギョンゴンはソンウの実父であったというものだった。ソンウの実母は只召太后により殺された源花ジュンジョンだった。つまりソンウはフィギョンゴンとジュンジョンの間に生まれた聖骨だった。

    ハンソンもまた危険な運命に巻き込まれた。ハンソンの祖父が家門を起こすためにハンソンの兄ダンセ(キム・ヒョンジュン扮)に顔のない王を殺すように命じた。失敗すればハンソンまで死ぬことになるという祖父の言葉にダンセは刀に毒を塗った。ダンセの刀が向かったのはソンウだった。

    この計画を先に知ったハンソンはソンウに突進するダンセの刀を両手で掴んだ。毒は急速に体に広がり、ついにハンソンは死を迎えた。日々明るい笑顔でソンウの後につき、兄のためにはじめて変化した姿を見せたハンソンであったため、彼の死は視聴者に大きな悲しみを抱かせた。

    源花となったアロの運命も刃の先に立つように危険なものとなった。ソンウはアロを助けるためにあちこち動いた。そうして遠回りをしながら出会った二人は互いの気持ちを確認して涙を流した。しかしまた別の危険が彼らに差し迫った。ソンウを狙う矢が飛んできたためだった。これに先に気づいたアロはソンウに代わって矢を受けて倒れた。

    『花郎』18話最後を強烈に飾ったのはサムメクジョンだった。アロが危険に晒され、ハンソンまで死を迎えるや、サムメクジョンは大きな決意をした。花郎たちを集め、民を空腹で苦しめないために自身の本当の顔を現し始めた。只召太后と和白(新羅の合議体会議機構)が譲位について鋭く対立している瞬間、サムメクジョンは王の服装で姿を現した。そして威厳のある声で「私が神国の王、真興だ」と話した。ついにサムメクジョンが王であることを自ら告白した瞬間だった。

    このように『花郎』18話は60分間休む間もなく嵐のようなストーリーを解き明かした。そしてこの吹き荒れる展開がより際立つことができたのは、自らの役目を200%果たした若い俳優たちの演技力によるものだった。

    パク・ソジュンは力強い演技力を通じて幅広く深いソンウのキャラクターの強みを描いた。コ・アラは愛と犠牲などを切ない涙で表現した。パク・ヒョンシクは繊細な表現力とカリスマを発散してサムメクジョンの深い苦悩と決心を効果的に表現した。最後にキム・テヒョンは本格的な演技初挑戦とは思えないほどに、これ以上ない好演で最後を強烈に飾った。
  • O2CNI / 写真=KBS2放送画面キャプチャー | 入力 2017-02-15 08:23:00