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「明日あなたと」16話(最終回)② 視聴率不振のまま終了…次のロコを期待して

「明日あなたと」16話(最終回) 

    イ・ジェフン、シン・ミナ主演の『明日あなたと』がたくさんの心残りを残したままピリオドを打った。最後まで陳腐な題材と不足した没入力で2人のビジュアルだけをひたすら鑑賞させた。

    25日に幕を下ろしたtvN金土ドラマ『明日あなたと』は外観、財力、人間味まで備えた完全仕様の時間旅行者、ユ・ソジュン(イ・ジェフン扮)と彼の人生で唯一予測不可能だったソン・マリン(シン・ミナ扮)の時間旅行ロマンスだ。

    『明日あなたと』は開始前からキャスティングで話題を集めた。作品ごとに特有の愛らしいえくぼで笑顔を発散し、多くの女性のワナビーに挙げられるシン・ミナと彫刻のような容貌だけでなく、繊細な演技力を誇るイ・ジェフンの組み合わせで耳目を集中させた。特にイ・ジェフンの最初のロコ(ロマンチックコメディ)であるだけに多くの人々の期待感を高めた。

    また、ドラマは現在と未来を行き来する時間旅行の中にあるミステリー要素が興味をそそり、事前制作で構成された映像美にも力を入れたことは一目瞭然だった。

    しかし、タイムスリップという題材はやはり無理だったのだろう。過去に数多く制作されたタイムスリップドラマの過負荷が原因で、視聴者に新鮮さを呼び起こさなかった。さらに行方不明になったという陳腐な設定が視聴者の疲労をピークにした。

    『明日あなたと』は時間旅行とロマンスを絡ませて面白さを作ろうとしたが、そのどちらにも没頭しにくかったという評価も続いた。加えて、事前制作で進められており、視聴者の反応を作品に反映することが難しく、事前制作ドラマの欠点を如実に表わした。

    結局、期待とは異なり、視聴率不振を見せ、視聴者の関心から遠ざかった。ドラマの中でイ・ジェフンの蜂蜜のような甘い目つきとシン・ミナの可愛らしさが光を見ないまま終了した。
  • MBNスター キム・ソルジ記者/ 写真=tvN放送画面キャプチャ | (C) mk.co.kr | 入力 2017-03-26 07:31:06