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「逆賊」19話 ユン・ギュンサン VS イ・ジソク、同じ問題・違う思考

「逆賊:民を盗んだ盗賊」19話 

  • ▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

    『逆賊:民を盗んだ盗賊』ユン・ギュンサンとキム・ジソクの同じようで違う考えがはっきりと明らかになった。

    3日に放送されたMBC月火特別企画『逆賊:民を盗んだ盗賊』19話では、ホン・ギルドン(ユン・ギュンサン扮)と燕山(キム・ジソク扮)を克明に対比させて、同じ考えがどのように異なって表現されるのかを見せた。

    ギルドンは既得権に踏みにじられる民衆の現実を目撃し、これまで全く知らずに住んでいたが、朝鮮全体を支配していた綱常罪の残忍さを体感して当惑していた。「両班は両班らしく、女性は女性らしく、下人は下人らしく生きなくてはならないというが、泊まったり買ったり、寝たり話したりすることはみんな全部同じなのに王や家来、主人と下人、男と女、嫡子や庶子とどう違うのか」と疑問を提起した。

    「両班士大夫が三綱五倫を掲げて、男性と女性、両人と天人が違うと言うが、実際にはそれはすべて自分たちが楽になろうとする馬鹿みたいなでたらめだ」とシジョンの息子ギルドンと同様の考えを宮中の王もしていた。しかし、燕山の考えは全く異なって表された。燕山は「男も女も、奴婢や主人や、嫡子や庶子。私の下人だ。天地と空の意を受けた者は唯一人、神の息子である私だけ」と冷酷な眼差しを吐き出した。

    ギルドンと燕山は、2人とも社会に対する問題意識を痛烈に感じていながら、正反対に枝を伸ばしていく。ギルドンは、その問題意識を人類愛に拡張させ、燕山は自己陶酔に集中させた結果だ。執筆を引き受けたファン・ジンヨン作家は燕山の暴政をこれに基づいて解釈し、今までにになかった可能性を確保しながらギルドンと燕山を描いている。
  • MBNスター シン・ミレ 記者 / 写真=MBC放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr | 入力 2017-04-04 09:20:17