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1980年代のアイドル「ソバンチャ」出身イ・ソウォンのカムバック

    ここまで来れば、単純なカムバックではない。元祖アイドルSECHSKIES(ジェクスキス)のカムバックと挑戦について驚異的だと説明していたことを考えてみると、不可思議という言葉であってこそ形容できそうだ。

    3人組ダンスグループのソバンチャ(消防車)。もうその名前から音楽の香りを探して見ることも難しいほどの歳月が流れたが、そのソバンチャのメンバーだったイ・サンウォンが歌手としてカムバックした。なんと30年の歳月を召喚することになる。

    驚くべき点は1980年代の音楽家たちの「お座敷」のような「コンサート7080」や「歌謡舞台」を狙ったのではない、末の息子ほどになるかならないかほどの現役アイドルたちと競争するというものだ。簡単には決意できないことであることは明らかだ。

    去る27日に進行された彼の新しいシングルのショーケースには、タイトル曲『パーティー』にフィーチャリングで参加したガールズグループのTweetyをはじめ、DIA、WANNA.B、BABA、LIPBUBBLEなど後輩ガールズグループの祝賀舞台が繰り広げられた。その舞台で初めて公開されたミュージックビデオには、キム・フングク、ユン・ジョンス、ミッキーグァンスなどが出演して話題を集めた。しかし、彼のカムバックが10年後輩のSECHSKIESのケースのように巡航するかまだ未知数だ。空前のヒットを記録した『彼女に伝えて』や『オジェパム・イヤギ∼ゆうべの話』のような曲は知る由もない音楽ファンたちに彼の特技である「宙返りダンス」が受け入れられるかもわからない。

    しかし、知りたくもある。「ソバンチャ(消防車)」と言えば119が最初に思いつくほどすっかり忘れられた往年のアイドルスターがどのような歴史を作り出すのかを。
  • Citylife 第577号 STAR TAP | 入力 2017-05-05 05:12:00