エンタメ > スターフォーカス
VIXXエン（チャ・ハギョン）インタビュー①「VIXXのエンだったの？は心地よい評価」
- ブライアンは最近放映を終了したKBS2ドラマ『完璧な妻』で児童虐待を受けたためにク・ジョンヒ（ユン・サンヒョン扮）に執着するイ・ウニ（チョ・ヨジョン扮）の弟として姉を守りながら彼女の狂気を防いだ。 OCNドラマ『トンネル』の1988年生まれのパク・グァンホは国家科学捜査院のモク・ジヌ（キム・ミンサン扮）の殺人本能に気づき捜査に乗り出したが、死を迎えた。各作品で秘密の鍵を握る2人の人物を演じたのは俳優のVIXXエン（チャ・ハギョン / 27）だった。
「作品を見る目が以前と変わりました。とにかく役の分量が多いものが好きだったが、今はそれは重要ではありません。少しだけ登場する時でも完全に集中して役割をしっかり担うことが重要なようです。ブライアンやグァンホはストーリーに外せない人物です。勉強する時間もとても多かったです」
チャ・ハギョンよりグループVIXXのエンという名前がおなじみの彼は2本のドラマに出演しながらも、VIXXのアルバム準備を並行した。
息切れするほど容易ではない日程だったが、彼の口元には笑みが広がった。『完璧な妻』を通じて一緒に呼吸を合わせた場面が多かったチョ・ヨジョンとの撮影も思い浮かべた。
「ブライアンは9話から登場したんです。シノプシスにはなかった人物でした。チョ・ヨジョン先輩と初めて撮影する時は、体が震えましたよ。大俳優で、フォースが半端ではなかったです。先輩が後に撮影現場で『ブライアン！』と言いながら手を振ってきました。実の姉のようにブライアンの前後の話を考えながら演じました」
姉と母に虐待を受けたブライアンは、複雑な感情を持った人物だった。母とウニを思う心は似ていたが、母には愛憎が大きく、ウニのために周辺人物と状況を整理した。ウニに対しても優しいだけではなかった。後半ではウニを精神病院に入院させなければならなかった。
「作品の中間に入ってブライアンのキャラクターを構築しなければならなかったんです。本当に難しかったです。そのたびに、監督が「ウニへの愛があれば十分だ」とおっしゃったんです。先輩たちが1時間練習するときは、もっと練習しようとしました。先輩たちがする分だけだと作品に被害を与えかねないと考えたからでした」
『完璧な妻』とは異なり、『トンネル』のシノプシスにはパク・グァンホがいた。1988年生まれのグァンホは、視聴者に「88グァンホ」と呼ばれ、30年前の殺人を追いながら、時間を越えて現在に来た1958年生まれのパク・グァンホ（チェ・ジニョク扮）と縁が繋がった。
「日程調整ができなかったが合流することになりました。監督が事情があるような目つきが良かったと言っていました（笑）。アクションシーンを撮影しながら僕の違う姿を見せることができたし、勇気も得ました。監督が「ずっと演技を続けたらいい。次の作品も一緒にしよう」と言いました。俳優のチャ・ハギョンとして信頼をいただき、感謝しました」
暗い森の中で追撃される場面は、緊迫した状況をそのまま伝えた。チャ・ハギョンは「監督が本当に捕まったら死ぬ、人生が終わると思えと言った」と回想した。泣きそうになりながら闇をさ迷うシーンに没頭した。撮影が終わった後、シャワーする時になってようやく木のとげに引っかかった傷や口の中に土が入っていることがわかる程だった。
「撮影中は痛くなかったけど、傷を見ると痛みました（笑）。監督との対話が最も重要だった。グァンホが極度の恐怖を抱くようにしたんです。追撃シーンは3日間にわたって撮影され、崖の下で待機していた時には突然30分間照明が消えたりもしました。1人で立っていたけど怖かった記憶がまだ残っています」
チャ・ハギョンは2つのドラマに出会い、悩みながら、一瞬「VIXXエン」という名前を忘れていた。ベテラン俳優のチョ・ヨジョンとコ・ソヨンが主演の『完璧な妻』と、最近ジャンル物で好調のOCNドラマに出演したことが俳優としての力を受け前進することができるきっかけとなった。
「多くの視聴者が、僕がVIXXのエンだということを知らず、ポータルサイトで検索して知ったというんですよ。今回の作品を通してVIXXエンやチャ・ハギョンが少しも見えなかったらいいと思いました。僕の演技力ではなく、作品の話をしていただけてよかったし、気分が良かった。僕を見て、ブライアンやクァンホを思い出していただきありがたかったです」 - 毎日経済スタートゥデイ ハン・イング 記者 / 写真=スタートゥデイDB（ユ・ヨンソク記者） | (C) mk.co.kr | 入力 2017-05-16 08:07:03
