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反転の歴史を綴っていくイ・サンミン

    「人間万事塞翁が馬」という言葉が面目を失うほど波瀾万丈だったイ・サンミンの人生が意外な雰囲気で再注目されている。

    一時期うまくいっていたグループのリーダーから、破産に直面した債務者として戻ってきた彼が再び反転した歴史を綴っているためだ。70億ウォンに近い借金を抱えて千辛万苦の末、芸能界に戻ってきた彼は最近「希望のアイコン」と呼ばれている。カムバック当時バラエティはあまり似合わなさそうだった彼が、最近では最高の放送人で芸人だという扱いを受けている。

    総合編成を転々とした彼は、わずか数年の間に地上波のバラエティを支配し、今や国民MCとして通じる「ユヌ様」ユ・ジェソクを越え、ブランド評判1位を占めるほどだという。特に去る4月から出演しているSBSバラエティ番組『みにくいうちの子』を通して頂点に達した雰囲気だ。バラエティとドキュメンタリーの区別さえ曖昧にする放送コンセプトも一役買ったものの、債権者との特別な同居と12年の間に数十億ウォンの借金を誠実に返済する過程などが紹介され、信仰と信頼の象徴とまで認識されている。

    まさに華やかな人生の第2幕が広がっているといっても無理はない。一部では、極めて個人的な生活を全国民が見るバラエティを通して美化し帳消しにしているとの非難も出ているが、反転の歴史を再び綴っている彼に降り注ぐ視聴者の支持がはるかに大きいように思える。
  • Citylife 第579号 | 入力 2017-05-21 08:54:24