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「耳打ち」最終回② やっと終わった憎しみのゲーム…最大の受益者は、クォン・ユル&パク・セヨン

「耳打ち」17話 

  • ▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

    正義は、生きていた。

    SBS月火ドラマ『ささやき』が23日、最終的に正義は生きていることを示して幕を下ろした。追いつ追われつの緊迫した状況の展開に「法匪」を無力化させることができるのか、疑問が続いていた『ささやき』は、視聴者たちの望みどおり、邪悪な彼らを一網打尽した。

    『ささやき』は、1話から反転に反転を繰り返した。

    敵から仲間、恋人になった男女が巨大法律事務所太白に対抗し法匪を戒める話を描いたドラマは、主人公イ・サンユンとイ・ボヨンはもちろん、クォン・ユルとパク・セヨン、キム・ガプスとキム・ホンパなど登場人物たちの騙し騙されの頭脳戦が視聴者たちの没入度を高めた。

    キム・ソンシク記者殺人事件の濡れ衣を着せられ、父を救うために努力したシン・ヨンジュ(イ・ボヨン扮)と彼の裁判を担当した信念の判事イ・ドンジュン(イ・サンユン扮)が一瞬の誤った判断で躓き、司法の正義に疑問符を投げた。

    最高権力を持つ法律事務所太白のチェ・イルファン(キム・ガプス扮)は各界各層の権力者を自分の手足のように操っていたが、最終的に刑務所に入った。子供の頃から一緒にいたカン・ユテク(キム・ホンパ扮)さえも殺害した悪漢の彼は真実を操作しようとしたが、その計画は失敗した。

    パク・ギョンス作家は毎回法を重視する大韓民国で現実にありそうなことを描き出した。法理で事件を隠蔽して操作するとんでもない標本をうまく描いたと評価されている。

    ものすごく急激に行ったり来たりし、攻守交代が行われる展開に頭が痛いという反応もあったが、作家がどのように緻密に準備したのかを知ることができた。後頭部を打つような展開は誰もが予測することができなかった。結局勧善懲悪を予告したが、最後までもしかしたら分からないという変数を期待させた。

    『ささやき』は、イ・ボヨンとイ・サンユンが劇の中心を率いたが、このドラマの主人公は、やはりクォン・ユルとパク・セヨンだった。愛する恋人同士だった2人が、一瞬の誤った判断で徹底的に敵になる過程が、本当に愛していたのかと思うほど薄気味悪く、両者を憤怒させた。2人がお互いに向けた銃口がどのように発射されるかを見守る面白味も大きかった。

    自分の請負裁判が間違っていたことを知って、内部告発者となったドンジュンの将来も視聴者には関心があったはずだ。ドンジュンは4年の刑を宣告されて服役した。ヨンジュは警察に辞表を出してロースクールに入り、法を勉強して弁護士になった。ヨンジュは困難な人々を助ける弁護士として活動しており、ドンジュンはヨンジュを誇りらしい笑顔で見つめた。

    最終回では、ドラマ『パンチ』との縁で俳優ソ・ジヘが罪を犯したイルファン一堂に対抗する検査役で、チョ・ジェヒョンは、元検事総長として登場して視線を捕らえた。
  • 毎日経済 スタートゥデイ ジン・ヒョンチョル 記者 / 写真=SBS放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr | 入力 2017-05-24 06:50:10