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「時代劇」から「ロマンス」まで、ドラマ「ベストセラー」の帰還 [上半期決算③]

    2017年上半期は、長い時間、着実に人気を得ている時代劇と久しぶりに所定の位置を見つけたロマンスまで、既存の愛されていたジャンルが大挙帰還し、視聴者の見る楽しみを加えた。

    特定のジャンルや俳優にとらわれず、唯一のストーリーと展開過程、キャラクターに集中する視聴者が増えた。特にドラマを見る目が高まり、MBC『逆賊:民を盗んだ盗賊』から現在放送中のKBS2『サム、マイウェイ』まで両極端の色を持ったドラマが各自の魅力で大きな愛を受けた。

    ▶永遠のベストセラー、時代劇
    時代劇の名家MBCの復活だ。2017年上半期『逆賊:民を盗んだ盗賊』と『仮面の王 イ・ソン』を通しドラマを時代劇に評定した。

    去る1月に始まり、5月に放送終了した月火ドラマ『逆賊:民を盗んだ盗賊』は暴力の時代を生きた人間ホン・ギルドンの人生と愛、闘争の歴史を扱った話だ。『スキャンダル』、『キルミーヒールミー』を演出したキム・ジンマンPDと『絶頂』、『帝王の娘、スベクヒャン』などを執筆したファン・ジンヨン作家が手を取り、感性を刺激する映像とストーリーを作って最終回最高視聴率14.4%を記録して放送終了した。

    特にドラマ序盤のどっしりとした存在感のキム・サンジュンがアモゲ役として堅固保持するために、ホン・ギルドン役のユン・ギュンサン、燕山君役のキム・ジソク、淑容チャン氏役のイ・ハニなどが他のドラマの中に存在していた既存の人物とは違う、自分だけの色が引き立つキャラクターを演じ興味を誘発した。

    5月10日に始まり、現在放送中のドラマ『君主- 仮面の主人』は朝鮮八道の水を私有して、強力な富と権力を得た組織辺首会と相対して戦う皇太子の義理堅い死闘を描いた作品だ。子役から始まった2人の俳優ユ・スンホとキム・ソヒョンががっちり積み重ねてきたフィルモグラフィーに合った演技力で視聴者たちの没入度を高めている。

    『君主- 仮面の主人』は、同時間帯に放送されているSBS『あやしいパートナー ~Destiny Lovers~』と1位の座をめぐり熾烈な競争している。現在ドラマ自体の最高視聴率は12.4%である中、放送終了までに最高視聴率はもちろん、『逆賊:民を盗んだ盗賊』の視聴率まで塗り替え有終の美を飾ることができるのか注目される。

    ▶「ロマンス」そして「テーマ」
    ロマンス1つだけでは、もはやドラマ視聴者を得ることができなくなっている今、特定のテーマとロマンスの組み合わせという新しい風が吹き始めた。SBS『あやしいパートナー ~Destiny Lovers~』、JTBC『力の強い女ト・ボンスン』、KBS2『サム、マイウェイ』は、各ドラマが持つ特定の「テーマ」をロマンスと結合して、見る人の好みを狙撃した。

    2月に放送を始め、4月に放送終了した総合編成チャンネルJTBC金土ドラマ『力の強い女ト・ボンスン』は『カッとナム・ジョンギ』を演出したイ・ヒョンミン監督と『品位ある彼女』を執筆したペク・ミギョン作家が心を合わせた作品だ。パク・ポヨン、パク・ヒョンシクという最強のラインナップに、文字通り「力の強い女」がを具現するというユニークな発想のドラマだ。

    視聴者は、力の強いト・ボンスン(パク・ボヨン扮)が正義のために力を入れる部分で痛快に感じ、アン・ミンヒョク(パク・ヒョンシク扮)とぎくしゃくロマンスを演出するとき代理満足を感じた。『力の強い女ト・ボンスン』は金土ドラマの時間帯を夜11時に移動したにも関わらず、JTBCチャンネルドラマ自体最高視聴率9.6%を記録し、熱い話題性を生んだ。

    5月10日から放送されているSBS水木ドラマ『あやしいパートナー ~Destiny Lovers~』はチ・チャンウク、ナム・ジヒョン主演のドラマで連続殺人犯との追って追われるスリラーで、男女主人公の非常に面白いロマンチックコメディだ。

    『あやしいパートナー ~Destiny Lovers~』は、明確にあらわれていない出来事の中、犯人を推理する楽しさとノ・ジウク(チ・チャンウク扮)、ウン・ボンヒ(ナム・ジヒョン扮)が描き出すいざこざロマンスで、最後がわからないスリラーという魅力的な要素まで加わり、10%台を行き来する視聴率を記録している。

    5月22日に放送を始めたKBS2月火ドラマ『サム、マイウェイ』は『ペク・ヒが帰ってきた』を執筆したイム・サンチュン作家と『優しい男』、『雪道』などを演出したイ・ナジョンPDが力を合わせた作品でパク・ソジュン、キム・ジウォン、アン・ジェホン、ソン・ハユンが主演を引き受けて熱演を繰り広げている。

    世界に向かって投げかける夢が多く青春たちのメッセージと愛、胸をキュンとさせる「現実的な台詞」が共感を得ながら月火ドラマ視聴率1位を記録し、1話の視聴率は5.4%で自体最高視聴率12.1%まで上がる気炎を吐いた。

    このように大きな愛を受けた時代劇、ロマンスが今年下半期にはさらにしっかりとしたラインナップでお茶の間を訪れる予定だ。ホン姉妹のカムバック作『花遊記<ファユギ>』をはじめとする『ピノキオ』、パク・ヘリョン作家の新作SBS『あなたが眠っている間に』などが目や耳、五感を満足させる今年の頂点をとる予定だ。
  • シックニュース チョ・ヘジン記者 / 写真=ドラマポスター | (C) mk.co.kr | 入力 2017-06-28 13:24:00