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「お父さんが変」48話 キム・ヨンチョル、悲痛な叫びに視聴者も涙

「お父さんが変」48話 

  • ▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

    『お父さんが変』キム・ヨンチョルが絶叫でお茶の間を涙の海にした。

    去る13日に放送されたKBS2週末ドラマ『お父さんが変』(脚本イ・ジョンソン / 演出イ・ジェサン / 制作iHQ)48話は、視聴率調査会社ニールセンコリアによると、直前の放送分より6.2%ポイント上昇し34.1%の視聴率を記録し、敵なしの週末ドラマの底力を見せている。この日の放送では、キム・ヨンチョル(イ・ユンソク分)の胸の痛みが全身に感じられ、35年間苦しみの中に生きてきた彼のつらい人生をもう一度実感することができた。

    父親の公判期日通知書を受け取った家族の顔からは驚きと悲しい心境が垣間見見え、イ・ユンソク(キム・ヨンチョル扮)は淡々と受け入れた。兄妹たちは父を弁護する機会がほしいと再び言ったが、胸の内を明かしたイ・ユンソクにこれ以上の言葉も言えず、残念さをかもし出した。

    「堂々と罪の代価を払って、その恥ずかしい歳月から少しでも抜け出したい」というイ・ユンソクの言葉は35年間、重荷を背負って生きてきた人生の重さが垣間見えた内容だ。

    再審の準備のため目撃者を調査していた子どもたちは、父が過去に道代表までしていた有望柔道選手だったという事実を知ることになった。これは濡れ衣を着せられたイ・ユンソクの悔しい心情をもう一度体感させた。

    そんな中、イ・ユンソクの心を整理するような行動に家の中には悲しみが漂っていた。家族は裁判を控えて集まった食事の席で熱心に明るい雰囲気を作ろうと努力した。彼らは迫ってくる恐怖と不安にもお互いを励まして慰めながら、これを見守る視聴者たちとともに息苦しさを分かち合った。

    ついにイ・ユンソクは裁判を受けに行き、アン・ジュンヒ(イ・ジュン扮)を含むすべての家族は不安な気持ちを隠せなかった。裁判が始まると息も休めないほどの緊張感が溢れ、見る人の没頭感を最大に引き上げた。

    手に汗握る裁判が終わって最終的に執行猶予が宣告されると家族は喜んだが、イ・ユンソクは絶望した。「殺さなかったといくら話してもその時は信じてくれなかったのに、今は私が間違ったと言ってもなぜ罰を与えない?!」という涙混じりの訴えは、これまでの痛みをそのまま伝えてお茶の間を涙ぐませた。

    特にキム・ヨンチョルは切なる感情熱演で再び存在感を立証した。自身の悔しさは後にして、黙々と現実を受け入れた彼の叫びは胸が詰まる名場面を誕生させるに十分だった。
  • MBNスター シン・ミレ記者 / 写真=KBS2放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr | 入力 2017-08-13 21:12:00