記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
エンタメ > 総合

「医心伝心 ~脈あり!恋あり?~」キム・ナムギル、限界のない演技変身…ピダムからホ・イムへ

    俳優キム・ナムギルが『医心伝心 ~脈あり!恋あり?~』ホ・イムの演技で「ピダム」を超えた。

    3日に放送されたtvNの土日ドラマ『医心伝心 ~脈あり!恋あり?~』ではホ・イム(キム・ナムギル扮)が兵曹判書(朝鮮時代の兵曹の長官)の奴婢ドゥチル(オ・デファン扮)の頼みにより死の危機に瀕しているドゥチルの兄を治療していたところ、兵曹判書に発覚して危機を迎えた。朝鮮時代、奴婢は主人の許可なしに治療を受けるなど想像さえできないことだった。ホ・イムはこの危機からドゥチルを生かすために兵曹判書の前でひざまずき、すさまじい嗚咽演技を見せて視聴者たちの胸を打った。この日の『医心伝心 ~脈あり!恋あり?~』はこのシーンで最高視聴率を記録し、キム・ナムギルの渾身の演技に好評が続いた。

    去る2013年7月に最終回を迎えたKBS2ドラマ『サメ~愛の黙示録~』以来、約4年ぶりにテレビ劇場に復帰したキム・ナムギルの演技はドラマの名前のように「名不虚伝(名声や名誉は理由もなく伝えられるものではないという四字熟語)」だった。朝鮮時代と2017年の現在を行き来するタイムスリップで、外科医チェ・ヨンギョン(キム・アジュン扮)と鍼師ホ・イムが抜群のコンビネーションを見せている。

    『医心伝心 ~脈あり!恋あり?~』の中で真剣さとコミカルさのあいだを行き来する彼の表情演技は一品だ。初めて経験することに慌ててあせる目つきはもちろん、医師がたくさんのお金を稼ぐという言葉に、白々しい目つきと表情で再び鍼を拾い入れた。それだけでなく、脈を取ったり鍼を打つときは真剣な表情と目つきを見せてホ・イムというキャラクターを立体的に表現して、視聴者をひきつけた。

    ホ・イムはキム・ナムギルに人生キャラクターを抱かせたドラマ『善徳女王』(2009年)のピダムとはまた違った魅力のキャラクターとして人々の記憶に残ることだろう。ピダムが溢れるカリスマ、切ない純愛と、少し暗いキャラクターだったとしたら、ホ・イムは時にはとぼけたりと軽いキャラクターだ。ピダム以降、やや暗いイメージのキャラクターをたくさん引き受けて来たキム・ナムギルが映画『パイレーツ』で見せてくれたコメディ演技の真髄をホ・イムを通じて満開にさせ、視聴者たちの愛を一身に受けている。

    一方、tvNドラマ『医心伝心 ~脈あり!恋あり?~』は鍼を持った朝鮮最高の鍼医ホ・イムとメスを持った現代医学信奉者の胸部外科医チェ・ヨンギョンが400年を超えて繰り広げる朝鮮往復メディカルドラマだ。毎週土曜日と日曜日の午後9時に放送される。
  • スタートゥデイ クォン・ソンミ インターン記者 / tvN、MBC、tvN放送画面キャプチャ | 入力 2017-09-04 12:16:52