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防弾少年団、彼らが住む「別の世界」

    「防弾少年団先輩たちを見てすごいと思いました」

    最近になり、新人ボーイズグループのショーケース会場でよく聞くことができる「ロールモデル」関連の質疑への回答だ。

    デビューわずか4年で誰かのロールモデルになるということは、それ自体で家門の栄光だろうが、最近1~2年間で防弾少年団が歩いている旅程の面々を見てみると、実に驚く。すごいというお決まりの表現では足りないほど口がぽかんと開く成功神話だ。


    防弾少年団が連日出すニュースは、文字通り「ニュース」だ。

    彼らは19日(現地時間)、「第45回 American Music Awards(以下、AMA)」の舞台に立つ。韓国歌手が「AMA」に参加して舞台を披露するのは『江南スタイル』神話の主人PSY以来5年ぶりだ。彼らは去る9月に発売したミニアルバム『LOVE YOURSELF 承 'Her'』のタイトル曲『DNA』の舞台を披露し、米国をはじめとする全世界の視聴者たちにテレビで申告式を行う。

    同時期に彼らは米国の3大放送局の一つであるABC代表トークショー『ジミー・キンメル・ライブ!(Jimmy Kimmel Live)』の収録に参加する。有名ポップ歌手やハリウッドスターたちが主に出演したトーク番組であり、これまで『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演した韓国の歌手はPSYが唯一だった。K-POPグループとしては初出演だ。

    これだけでなく、防弾少年団は世界的なDJスティーブ・アオキ、米国のラッパーDesiignerと一緒に、最近発表した新曲『MIC Drop』のリミックスバージョンのコラボレーションに乗り出す。この音源は17日、全世界同時公開される予定であるため、国内ファンだけでなくグローバルファンたちの関心が熱い。

    オフライン活動と同じくらいチャート成績も相変わらず熱い。米国ビルボードによると、『LOVE YOURSELF 承 'Her'』とタイトル曲『DNA』』はビルボードのメインチャートである「ビルボード200」と「ホット100」に同時に韓国歌手初の4週連続で名前を上げた。また、「ビルボード200」は6週連続でチャートインを記録し、世界的な愛を受けた。

    また、7日ビルボードが発表した最新のチャートによると、防弾少年団は、「ソーシャル50」チャート1位、「アーティスト100」チャート42位を記録した。このうち「ソーシャル50」チャートは2016年10月29日チャートに1位は初めて進入した後、47回目1位防弾少年団の世界的なSNS影響力と人気を立証した。

    また、正規2集『WINGS』のタイトル曲『血、汗、涙』のミュージックビデオが最近、YouTube再生回数2億回を超え、再生回数2億回突破ミュージックビデオを3本、1億回突破ミュージックビデオを8本保有している世界的な大勢に位置づけた。

    もちろん、防弾少年団が去る5月に開かれた「2017ビルボード・ミュージック・アワード」で「トップソーシャルアーティスト(Top Social Artist)」部門のトロフィーを勝ち取った当時も、一時的な人気として認識されてはいない。注目すべき点は、防弾少年団の火力がますます強くなっているという点だ。フォーブス、ビルボードをはじめ、エンターテイメント・トゥナイト、ハリウッド・レポーターなどの米国の有力メディアも連日防弾少年団のニュースを伝え、彼らの歩みに関心を見せている。

    しかし、2013年のデビュー初めから全世界を回って、防弾少年団の存在を各国のK-POPファンたちに刻印してきた、予熱期間があっただけに、今防弾少年団が書き出す痕跡はハリウッド・レポーター、ポップクラッシュなどの多数の外信が評価した「必然的」結果だと言うに値する。

    「防弾少年団の音楽はミレニアル世代の苦衷を代弁しており、ソーシャルメディアで影響力を増している献身的なファンたちである『ARMY』の支持に支えられ、米国の音楽チャートで歴史的な順位を記録している」というのがフォーブスがこの驚くべき歩みについて出した明快な分析だ。

    ここまで来れば、誰も防弾少年団がグローバルグループとして位置づけたということは否定できないないだろう。彼らが遊ぶ(住む)ところは、それこそ「別の世界」だ。いつか防弾少年団を超える韓国の歌手がまた誕生する日が来ることもあるだろうが、少なくとも現在のスコアの彼らは「前無(空前)」し、当分の間は「後無(絶後)」するグループであることは間違いない。
  • スタートゥデイ パク・セヨン記者 / 写真=Big Hitエンターテイメント | 入力 2017-11-12 09:03:00