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パク・シフ、「黄金色の私の人生」で地上波復帰に成功…週末ドラマの受益者は他にも

    パク・シフがKBS 2TV週末ドラマ『黄金色の私の人生』の高い視聴率に支えられて安定的な地上波復帰に成功した。

    パク・シフは去る2013年2月、性的暴行の疑いで告訴されながら芸能活動をオールストップしていた。当時、パク・シフは性的暴行の被害を主張する原告側を誣告と恐喝の疑いで逆告訴し、長い真実をめぐる攻防の末に女性が告訴を取り下げて不起訴処分を受けた。しかし、容疑を晴らしたにも関わらずパク・シフにはかなり長い間その事件に起因するタグが付いて回り、去年OCNドラマ『名もなき英雄<ヒーロー>』で復帰したものの世間の視線はまだ冷たかった。

    去る8月、『黄金色の私の人生』放送を控えた制作発表会当時、パク・シフは嬉しい復帰の挨拶の代わりに腰を90度曲げる謝罪を先に伝えた。パク・シフは「時間が経ったが個人的に心配をおかけした点を謝罪する」とし「さまざまな懸念と心配の中でも私を信じてくれた監督、作家、他の俳優の方々と視聴者の方々に迷惑にならないように最善を尽くして熱心に作品に臨む」と格別な覚悟を伝えていた。

    前作である『お父さんが変』もKBS2週末ドラマの名声にふさわしく最高視聴率36.5%を記録しただけに、『黄金色の私の人生』の興行もある程度予想されていたが、パク・シフのこのような状況は「興行における変数」と呼ばれて心配もされていた。しか、『黄金色の私の人生』は22話にして前作の最高視聴率さえ超える驚くべき興行を続けている。主役を演じるパク・シフもこの恩恵にあやかり、ドラマに溶け込む演技力で以前の騒動の影を消して地上波に無事に安着した。

    KBSの週末ドラマは家族的な雰囲気と温かいストーリーを強調する特徴とゴールデンタイムの編成 - 固定視聴者層に起因する高い視聴率のおかげでパク・シフだけでなく多くのスターたちに様々な機会をプレゼントしてきた。

    先立って『ドキドキ再婚ロマンス〜子どもが5人』の主演だったアン・ジェウクとソ・ユジンは約3∼4年ぶりのドラマ復帰作であったが『ドキドキ再婚ロマンス〜子どもが5人』を通じて自らの健在さをアピールする機会を得た。2人は安定しながらも温かさを伝える演技で演技者としての地位をもう一度固めた。

    『月桂樹洋服店の紳士たち』のイ・ドンゴンは作品を通じて生涯の伴侶に出会う幸運を得た。イ・ドンゴンは作中でカップルとして出演していた相手役チョ・ユニと実際に結婚にゴールインして話題を集めた。

    『月桂樹洋服店の紳士たち∼恋はオーダーメード』のヒョヌとイ・セヨン、『ドキドキ再婚ロマンス〜子どもが5人』のシン・ヘソン、ソンフン、アン・ウヨンなどは、KBS週末ドラマが再照明した実力派俳優たちとして作品を終えた後、主演級俳優として一段階成長する機会を得た。特にシン・ヘソンは『黄金色の私の人生』でしっかりとした主演俳優としての地位を固めて連日好評を得ており、ソ・ウンスも自分の名前を再び知らしめた。

    まだ『黄金色の私の人生』は折り返し地点に至っていない状況であるだけに、今回の作品を通じてパク・シフとシン・ヘソン、シン・ウンスに続く、また別の受益者が誕生するのかが注目される。
  • シックニュース ホン・ヘミン記者 / 写真=KBS2TV提供 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-11-15 10:34:00