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「恋するパッケージツアー」が残したもの…旅行、行けば見える人生、そして私の隣の人

    「旅行は自分が幸せになるためにするものだと言います」 (ユン・ソソ、イ・ヨニ扮)

    JTBC金土ドラマ『恋するパッケージツアー~パリから始まる最高の恋~』(脚本チョン・ソンイル、演出チョン・チャングン、キム・ジンウォン、制作ドラマハウス、JYPピクチャーズ、以下『恋するパッケージツアー』)が8泊10日の暖かいフランスパッケージ旅行を終えた。イ・ヨニとジョン・ヨンファは天使の足元で運命的に再会した。また、自己最高視聴率である全国2.4%、首都圏2.6%を(ニールセンコリア、有料プラットフォーム基準)を記録して完璧なハッピーエンドを果した。

    去る18日に放送された最終回で「旅行は自分が幸せになるためにするものだと言います。私が幸せになっただけ世界が幸せになるということを忘れないでいただければと思います」というユン・ソソ(イ・ヨニ扮)の言葉のように、すべての旅行者は真の幸福を見つけた。

    ソソとサン・マル(CNBLUEジョン・ヨンファ扮)はパリ・シャルル・ド・ゴール空港で再会し、韓国に戻った旅行者たちは変わった日常の中で温かく疎通しながら暮らしていた。それぞれの理由を持ってやってきたフランスで新しい人生の旅の道に出会った『恋するパッケージツアー』が残したものを探ってみた。

    #1. 俳優たちの人生キャラクター×旅行者たちの完全ケミ

    旅行者たちに真の幸福を見つけてくれたフランスは、俳優たちに人生キャラクターを残した。イ・ヨニは現実感溢れる旅行地の説明と自然なフランス語の実力で、満点旅行ガイドソソ役を満点の演技で見せてくれた。イ・ヨニと一緒に天使カップルのときめきケミを見せてくれたジョン・ヨンファは、突拍子もないマルを愛情を込めて演技して歴代級の人生キャラクターを書き出した。

    また、7年目カップルの現実的な恋愛を見せてくれたチェ・ウシクとハ・シウン、特別な父娘関係で反転事情をプレゼントしたリュ・スンスとパク・ユナ、ツンデレ夫と余命付き妻で視聴者たちに涙を流させたチョン・ギュスとイ・ジヒョン、そして実は姉バカだった謎の追跡者ユン・バクまで、しっかりとした演技力を土台に各自が持った事情を淡々と描き出した。現地ロケ撮影を通じて厚くなった俳優たちの友情は旅行者たちの温かいケミにそっくり盛り込まれた。

    #2. ウェルメイド旅行ドラマ誕生

    パッケージ旅行という新しい素材を全面に掲げた『恋するパッケージツアー』は、ウェルメイド旅行ドラマとして生まれ変わった。現地ロケでの撮影を通じて盛り込んできたフランスの秋の風景は、視聴者たちのすぐにでも行きたい旅行欲求を上昇させた。パリ、オーベル、モン・サン・ミッシェル、オンフルール、ドーヴィルなどの異国的なフランス旅行地が広がる中で旅行するかのような代理満足プレゼントした。

    パッケージ旅行に発てば出会うようになるさまざまな旅行者たちのキャラクターは共感を誘った。毎回集合時間に遅れる人、旅行中続けて事故を起こす人、韓国と変わらないと泣き言を言う人、一行と争い機嫌をうかがわせるようにする人など、私たちが旅行に行けば実際に経験することになる話を描き出して旅行ドラマという新しいジャンルを誕生させた。

    #3. 関係の中で形成された暖かいコミュニケーション

    フランスで浮き彫りになる各自異なる理由と事情があった9人の旅行者たち。彼らは互いに関与したくなくても、同じバスに乗って一緒にご飯を食べながら新しい関係を作っていった。8泊10日のフランス旅行がお互いの話に耳を傾け、今この瞬間最も近い人々を振り返ることができるきっかけになったのだ。

    パッケージ旅行に行けば望んでいなくても見知らぬ人と新しい関係を形成することになる。『恋するパッケージツアー』の旅行者たちも見知らぬ縁を結んで深い関係に発展していく過程で、お互いに対する理解とコミュニケーションを見せた。ソソの「私たち必ずまた会いましょう」という挨拶とマルの「僕たちは再び会うことになるから」という言葉のように、韓国に戻った旅行者たちはずっと関係を続けている。たとえ旅行は終わったが紆余曲折を一緒に経験して結ばれた暖かい縁は終わらないからだ。
  • スタートゥデイ ソン・ジョンウン記者 / 写真提供=ドラマハウス、JYPピクチャーズ | 入力 2017-11-19 11:44:47