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「ボーグマム」最終回 幸福・愛すべて叶えたハッピーエンド

「ボーグマム」12話(最終回) 

  • ▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

    『ボーグマム』が心配されたサッドエンドではない、反転ハッピーエンドで放送終了した。

    1日放送されたMBCドラマ『ボーグマム』は、ボーグマム(パク・ハンビョル扮)が自ら廃棄されようとするも、チェ・ゴボン(ヤン・ドングン扮)の説得により気持ちを変えて幸福な日常を生きる姿で物語を終えた。

    ボーグマムはユルと出かけてユルを見失い一人で寄託した。幸いにもユルが無事に家に戻ってきたが、ボーグマムはユルを見失ったことを自責し自ら廃棄されると頭に水をかけた。

    これにチェ・ゴボンは「ユルくらいにボーグマムも大切だ。一生直しながら使う」と引き止めた。

    しかしチェ・ゴボンはボーグマムを修理して過労で倒れた。暫し気を失い、目を覚ましたところ国家情報院から電話がかかってきてボーグマム廃棄を勧められた。通話内容をこっそりと聞いていたボーグマムはチェ・ゴボンに隠れて国家情報院に電話し、チェ・ゴボンの声で「早いうちに廃棄する」と話した。

    ボーグマムは一人で漢江に向かい川に入ろうとしたが、位置追跡装置を通じてチェ・ゴボンに発見され、その後チェ・ゴボンの説得に心を変えた。

    その時刻、ド・ドヘ(Ivy扮)はボーグマムがサイボーグだという事実を人々に公開する計画をしたが、むしろ自分の過去が暴露され逆風を受けた。

    二日後、チェ・ゴボンは国家情報院にボーグマムを廃棄すると宣言しボーグマム、ユルと最後の旅行に向かう。ボーグマムはユルに「お母さんは勉強をしに行く」と話し、ユルは涙を流した。家に帰ってきたチェ・ゴボンとボーグマムも涙の別れの挨拶を交わした。翌日、国家情報院の人々は廃棄されたボーグマムを持って行った。

    時間が流れ1年後、チェ・ゴボンはユルと遊園地に行った後に部屋に戻った。その部屋にはボーグマムが横になっていた。実はチェ・ゴボンは1年前、ボーグマムを廃棄せず国家情報院の人々を騙したのだった。そうして彼らは別れの代わりに同行を選んだ。完璧な反転ハッピーエンドだ。

    『ボーグマム』は天才ロボット開発者のチェ・ゴボンの手から生まれたAIヒューマノイドロボット妻であり母のボーグマムが息子が入学した豪華バッキンガム幼稚園に入城し巻き起こるドタバタを描くバラエティドラマだ。

    チェ・ゴボンとボーグマム、そしてボーグマムを事あるごとに苦しめようとするが逆にやられる姿を見せてきたド・ドヘをはじめとしたエレガンスメンバーたちの物語が12部を満たした。合間にB級コードの笑いのポイントと秘線実勢、異常な早期教育などを風刺するストーリーも適材適所に満たした。

    ストーリーと構成面ではB級情緒に満ちていたが、MBCストライキという悪材にもよらず、俳優たちの好演と比較的安定した完成度で最後まで進むことができた。

    ヤン・ドングン特有の雰囲気が生きているとぼけた演技でドラマの中心を掴み、ロボット演技に挑戦したパク・ハンビョルは人生キャラクターと言えるほどのシンクロ率を見せて好評を受けた。
  • スタートゥデイ パク・セヨン記者 / 写真=MBC放送画面キャプチャー | 入力 2017-12-02 08:01:04