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防弾少年団「THE WINGS TOUR」で見せた過去・現在・未来

    防弾少年団が「THE WINGS TOUR」を終えた中、今回の公演は彼らの過去、現在、未来を見ることができる意義深い公演だった。

    10日午後、ソウル九老区高尺スカイドームでは防弾少年団のコンサート「BTS LIVE TRILOGY EPISODE lll THE WINGS TOUR THE FINAL」が開催された。

    去る8日から10日まで進行された「THE WINGS TOUR THE FINAL」は総6万人の観客を動員し、防弾少年団の熱い人気を証明した。

    「THE WINGS TOUR」3部作公演の最後となる今回の公演は、防弾少年団のデビュー曲から最新曲『DNA』、『MIC DROP』まで多彩な楽曲で構成された。K-POPの中心に立った防弾少年団が歩んできた道を曲を通じて振り返る時間とともに、今後進むべき道を再確認した。



    ◇ 防弾少年団の音楽性を見せるコンサートの砲門

    コンサートは防弾少年団の物語を収めた映像からスタートした。この映像は、防弾少年団のメンバーがナレーションし、自身の物語を繰り広げた。映像では「2013年6月13日デビュー、歓呼が終わる前に非難が押し寄せた。頑張るだけでは叶えられなかった。夢、情熱、努力は何の力もないようだった。僕らがたどり着いた場所は無関心と冷笑の砂漠だった」と防弾少年団のデビュー当初を言及した。

    続いて映像は「道が終わった。けれど僕らは倒れ、崩れ、座り込んだけれど諦めなかった。デビューは到着ではなく出発だった。一番美しい日々はまだ始まっていなかった。もう一度立ち上がった。道はまだそこにあった。誰も踏み出したことのない、誰も体験したことのない絶望だった。海にたどり着くためには砂漠を越えねばならない。また別の砂漠のために歩く。共に前に進む」と防弾少年団の今後進まねばならない道を暗示するようにビルボード授賞式にて「トップソーシャルアーティスト賞」を受賞する場面がスクリーンに映し出された。

    映像が終了し登場した防弾少年団。これにより彼らは今後進むべき方向を間接的に暗示した。防弾少年団は国内を越えて世界の音楽市場にて再びまた別の砂漠を歩んでいくことを示した。また、今回の公演が最後ではない本格的な始まりだという抱負を感じさせる序幕だった。



    ◇ 防弾少年団を感じることができるステージ

    防弾少年団の真価はまた舞台の上で発揮された。メンバーたちはソロステージを作り、普段では見ることができなかった魅力を披露した。

    ジョングクは『Begin』のステージを通じて幻想的な魅力を発散した。柔らかくも強烈な振り付けで、高品格のパフォーマンスを完成した。

    ジミンは『Lie』のステージを公開した。赤い照明の中で繰り広げられるアイマスクダンスはファンの歓呼を引き出した。彼は節度のある振り付けを通じてセクシーな雰囲気を倍増させた。

    RMは『reflection』でファンと共にするステージを作り、SUGA『First Love』で感性的なステージを作り上げた。

    一方でVは魅力的な低温が際立つ『Stigma』を披露した。この日Vは風邪をひいていたが高音も完璧に消化してファンの拍手を受けた。

    J-HOPEは『MAMA』で特有の軽快な雰囲気を生かした。ビーグル美溢れるJ-HOPEのステージと無伴奏ラップにファンは声をあげて熱狂した。

    ジンは『Awake』で深い感性を伝えた。弦楽器演奏と甘美な彼の声が融合し一足先に春を迎えるような雰囲気を与えた。

    ソロステージだけでなく、防弾少年団のラッパーラインとボーカルラインが作り上げるステージは見る人を感嘆させた。RM、SUGA、J-HOPEは「サイファーメドレー」を繰り広げて舞台を掌握した。SUGAの速射砲ラップ、RMの耳を打つようなラップ、J-HOPEのリズム感のあるラップが融合し観客を魅了した。またボーカルラインのジン、V、ジミン、ジョングクの『So far Away』、『Lost』ステージは甘美な声とともに一味番う防弾少年団のボーカルの魅力を披露した。

    続いて防弾少年団は『N.O』を皮切りに『No More Dream』、『Boy In Luv』、『Danger』、『FIRE』、『RUN』までタイトル曲メドレーを披露し会場の雰囲気をより熱くした。
  • MBNスター シン・ミレ記者 / 写真=Big Hitエンターテイメント | (C) mk.co.kr | 入力 2017-12-11 06:50:04