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「世界でもっとも美しい別れ」3話 チェ・ジウ、父ユ・ドングンに「医者じゃない」

「世界でもっとも美しい別れ」3話 

  • ▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

    『世界でもっとも美しい別れ』ユ・ドングンが家族にウォン・ミギョンが長くないことを明かした。

    16日放送されたtvN週末ドラマ『世界でもっとも美しい別れ』では、娘ヨンス(チェ・ジウ扮)にイニ(ウォン・ミギョン扮)が長く生きることができないと明かすジョンチョル(ユ・ドングン扮)の姿が描かれた。

    この日ジョンチョルはユン博士(キル・ヘヨン扮)から家族に事実を明かすよう提案を受けた。ユン博士はベンチに座り、ジョンチョルに「そんな考えをしました。彼らは幸福。あの人たちの家族は幸せ。あの人たちは準備する時間を与えられた。ヨンスにもそんなチャンスを与えてあげないと。お姉さんにも生を整理する時間が必要でしょう。その機会さえも先輩が奪うことはできません。恨まれます」とアドバイスした。ユン博士の説得にもジョンチョルは事実を明かすことができなかった。そのため彼は「関係ない。思う存分恨めばいい。ひとつも怖くない」と立ち上がり背を向けた。

    しかしジョンチョルは悩んだ末にヨンスを呼んで話をした。ジョンチョルは暫く口を開くことができず、そんなジョンチョルがおかしいと思ったヨンスは「話があるんでしょう」と催促した。これにジョンチョルは「母さんが長くは持たない。駄目なようだ」と明かした。

    ヨンスは困惑し、「手術したのに、大丈夫だろうって言ったじゃない」と尋ねた。ジョンチョルは「手術できなかった。開けてみたが手術できなかった」と答えた。これを聞いたヨンスは涙を流しながら「それなら、どれくらい予想しているの?」と涙を拭った。ジョンチョルは「一ヶ月、二ヶ月。父さんも正直よく分からない」と答えた。ヨンスは立ち上がり「どうしてそんなことが?お父さんは医者なのにどうしてそこまで進行してしまったの。分からない?お父さんは医者じゃない」と恨みの言葉を浴びせてその場を去った。

    ヨンスはユン博士のもとを訪ね、母イニの状態について質問した。ユン博士は「もともと期待していなかった。すでにがん細胞が別の場所に転移していた。大きなものだけ取り除こうと開けた。けれどできなかった。すでにすべて転移していて手を付けることができなかった。肝臓を、胃を、肺を、腸をすべて取ることはできなかった」と錯雑な表情を見せた。ヨンスは「それでも何かするべきだった。どうして」と涙した。ユン博士は胃にの状態について正直に明かし「諦めなさい。諦めなければお母さんがもっと苦しむ」と話した。

    続けて「私の話を良く聞いて。チョン博士(メン・サンフン扮)と私はずっと前に諦めた。あなたのお父さんは今諦めた。はっきりと言うけれど可能性があるのに手を離したんじゃない。お母さんの苦しみを減らす方法として諦めることを選んだ。もう私たちがしてあげられることはこれだけだから。諦めなければ整理する時間もないから」と付け加えた。

    その後、ヨンスはイニの痛みを受け入れ始めた。ヨンスは「人は一度は死ぬのに、お母さんが死ぬなんて本当に思いもしなかった」と話した。そうして「子どもたちはみんな自分勝手だというけれど私もそうなのかな?今この瞬間にもお母さんがどれだけ苦しいかよりも、お母さんがいなかったら私はどうしようと、そんな考えしか浮かばない。お母さんがいなければ私はこれからどうやって生きればいいんだろう」と嗚咽した。
  • スタートゥデイ キム・イェリン客員記者 / 写真=tvN放送画面キャプチャ | 入力 2017-12-16 21:51:59