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「ただ愛する仲」ジュノvsイ・ギウ、視聴者の心奪う正反対の魅力
- ▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。『ただ愛する仲』ジュノとイ・ギウの対照的な魅力が本格的に女性の心を狙い撃ちし始めている。
JTBC月火ドラマ『ただ愛する仲』が4話を終え、深い感性の中で徐々に互いに染まっていく人物の「仲」だけでもときめきを誘発している。ムンス（ウォン・ジナ扮）に本能的に惹かれるガンドゥ（ジュノ扮）と、ムンスに向かう特別な関心を表すジュウォン（イ・ギウ扮）の感情線が繊細に描かれるほど、それぞれの魅力も花開いている。
12年前のショッピングモール事故により各自の傷を胸に秘めるガンドゥ、ムンス、ジュウォンの関係変化がどのように展開するのか関心が高まる中、荒々しくも心根は深いガンドゥと、優しく大人びたジュウォンの互いに違う魅力が対比され女心を揺さぶっている。
荒々しくも暖かな反転ツンデレ男イ・ガンドゥ
# 無関心でぶっきらぼうだが身体に染み付いた配慮「前を見て歩いてください」
ガンドゥとムンスの出会いは特別だった。崩壊自己のトラウマによりエレベーターに乗ることができないガンドゥとムンスの階段での運命的な出会いは、短くも強いインパクトを残した。使いを頼まれチョンユ建設に到着したムンスが16階まで階段を使ったため足がもつれた瞬間にガンドゥが登場した。
ガンドゥはバランスを崩したムンスを捕まえた。驚いたムンスとは違いガンドゥは「顔をあげて歩いてください」とぶっきらぼうに話しかけてその場を去った。4話でも似たような場面が登場した。前を見ずに急いで走っていたムンスが建設事務所から出てきたガンドゥとぶつかった。倒れそうになったムンスを捕まえたガンドゥはこのときも「前を見て歩いてください」という言葉だけを投げかけた。
何度かの出会いでガンドゥを看破したムンスは、ガンドゥの行動をいぶかしがる代わりに「私に会いに来たの？」とストレートを飛ばした。ぶっきらぼうだが毎回心根の深さを感じるガンドゥの配慮が女性視聴者の心を揺さぶっている。
# 気を抜けばすっと入り込むガンドゥ印のツンデレマナー「触ってもいいですか？」
ワンジン（パク・ヒボン扮）の退院に同行したムンスは車椅子により難関にぶつかった。タクシーを捕まえることも難しく、車椅子が歩道のブロックに挟まり動くこともできなかった。そのときムンスの前に突然現れたガンドゥは状況を尋ねもせずに「触ってもいいですか？僕があなたの身体に少し手が触れます」と話した。
ワンジンをお姫様抱っこしてタクシーに移したガンドゥはシートベルトまでしっかりつけてやった。ガンドゥはムンスに「ただありがとうと言えばいいのに」という言葉でぎこちない状況を解き解いた。言葉よりも行動で優しいマナーを見せるガンドゥのシックな魅力は、ガンドゥを気難しい性格の男とのみ思っていたムンスの心に波をたてたことに続き、ワンジンの心まで掴んだ。
# 危機に瀕すればどこにでもやって来るムンス限定黒騎士「これで貸しは返しました」
現場を巡っている途中に穴に落ちたムンスは事故のトラウマまで重なり動くことができなくなった。声をあげても通りかかる人間がいないため自暴自棄となっていたムンスに助けの手を差し伸べた人物は、いつもそうであったようにガンドゥだった。現場事務所にムンスがいないためムンスを探していたガンドゥ。彼のお陰でムンスは危機から脱出することができた。
雨の降る中で現場事務所に向かう途中、ガンドゥは言葉もなく服とヘルメットをムンスに差し出した。ムンスに直接ヘルメットをかぶせたガンドゥは「貸しは返しました」と申し訳ないと思わなくてもいいという言葉を遠まわしに表現する胸キュンマナーのピークを見せた。
思慮深い大人の男、スウィートな足長おじさんソ・ジュウォン
# ムンスに向かう関心の「気になります」
ムンスとともにチョンユ建設本社に入ることになったジュウォンは、事故のトラウマによりエレベーターに乗ることができないムンスが冷や汗を流して苦しむや、様々な冗談を話した。「8歳まで女湯に入った」というジュウォンの話しに気を取られたムンスは目的地に到着するやこの冗談が配慮であることに気づいた。会議後に階段を降りるムンスを追いかけてきたジュウォンは「さっきは申し訳なかった。ムンスさんがエレベーターに乗れないことに気づけなかった」と謝罪した。
大丈夫だと答えるムンスの笑顔に向かい「気になります」と気持ちを伝えたジュウォンは荷物を持って先に階段を下りた。思慮深いジュウォンの性格をしっかり見せてときめき指数を高める胸キュン場面のひとつだ。
# 夢を支持してくれる足長おじさん「見てみたいです。ムンスさんがデザインした建物」
会食の場で混乱する場面に瀕したムンスを家まで送る配慮を見せたジュウォンは、ムンスが置いて降りた荷物の中にノートを発見した。その中にはモデリングスケッチが収められていた。幼い頃のように母ユンオク（ユン・ユソン扮）に美容室を持たせたいムンスの夢であり事故以降崩れた日常を回復したいという願いが表れていた。
ムンスは「今後余裕ができれば。まだ不足しています」と恥ずかしがったが、ジュウォンはムンスの夢を笑うことも、先に設計士となった先輩としておこがましいアドバイスもしなかった。「僕は好きですよ。見てみたい。ムンスさんがデザインした建物」と黙々と応援し力になる姿から思慮深さを現した。ジュウォンの優しいセンスと頼もしい姿は女性視聴者の心をしっかり掴んだ。
# 「ハ・ムンスさんは僕の身内です。他人の前で気後れしないでください」
バイオタウン会議に参加したムンスは建築模型製作者の領域を超えて各種施工問題に意見を出した。これにユジン（カン・ハンナ扮）はいちいち反論し「各自の専門領域がある。熱心なことは認めるが線を越えないで欲しい」と線を引いた。続くユテク（テ・インホ扮）の非難に気後れし会議室を出たムンスはジュウォンに対する申し訳なさがあった。「失敗した」と頭を下げるムンスにジュウォンは「疑わしいのにただやりすごすことが失敗です。事故は誠実な人間がたまたま行う小さなミスから起きる。自己判断に自信がなければこの仕事をしてはいけない」と上司として正確に助言した後、「ハ・ムンスさんは僕の身内です。他の人の前で気後れしないで」と一番必要な慰労を捧げた。ムンスを特別に考えるジュウォンの本心が直接的に表れ心拍数を高める場面だった。 - MBNスター キム・ソルジ記者 / 写真=JTBC放送画面キャプチャ | (C) mk.co.kr | 入力 2017-12-22 16:35:26
