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「手をつないで」11・12話 ハン・ヘジンがユン・サンヒョンに最後の別れを通告

「手をつないで - 沈む夕日を眺めよう」11・12話 

  • ▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

    余命宣告を受けたハン・ヘジンにとって、死よりも怖いことはただ家族だった。彼女の壮絶な絶叫がお茶の間まで涙させた。

    5日放送されたMBC水木ドラマ『手をつないで - 沈む夕日を眺めよう』では、ナム・ヒョンジュ(ハン・ヘジン扮)が夫キム・ドヨン(ユン・サンヒョン扮)に本当に最後の別れを告げて苦しむ姿が描かれた。ハン・ヘジンの迫真の演技が加わり、余命僅かなナム・ヒョンジュの人生がより悲しみに包まれている。

    頭痛と嘔吐、失神など日に日に脳腫瘍症状が悪化するヒョンジュは入院するためにドヨンにはっきりと別れを伝えた。先立って二人は3ヶ月間の離婚調整機関を得ており、ヒョンジュは娘のために治療を受ける決意をしていた。ヒョンジュは酷く引き離しても手を離さないドヨンをきれいに整理するために以前よりもっと冷たく接した。

    これまでヒョンジュの嘘の告白を信じなかったドヨンは「あなたが嫌いになった。ダヘのせいじゃない。昨年の秋にあの人と会ってからあなたと一緒に暮らすことが死ぬほど嫌になった。ごめんなさい。あなたを騙して暮らして」というヒョンジュの言葉を聞き、青ざめた表情を隠すことができなかった。ヒョンジュは恨みを吐き出すドヨンに向かい「だからどうして聞くの。どうせ別れるのに、あなたを傷つけたくなかったのに」と涙を浮かべた。

    ドヨンは最後にもう一度だけ確認したい気持ちで電話をかけた。しかしヒョンジュは「あの人なしには生きることができない。ごめんなさい。こうしてこそ私たちが終わると思ったから」と冷たく話して終止符を打った。その後ドヨンが家の前に来たことに気づいたヒョンジュが急いで外に飛び出す姿は切なさを倍増させた。

    ヒョンジュはドヨンが担うプロジェクトを成功させ、自分のせいで苦しまないことを願った。死に対する恐怖と、生に対する執着よりも残る人々に苦痛を分けたくない意思が強かったヒョンジュ。二人の哀切な状況は視聴者までも涙ぐませた。

    そんな中ヒョンジュの父ジンテ(チャン・ヨン扮)は一人ですべての苦しみを耐えようとする娘を見て心を痛めた。ヒョンジュはドヨンに事実を打ち明けるという父親に「あの人に私が死ぬところを見せたくない」と声をあげ、過去に苦しんで死んでいく母親の話をした。その記憶が深い傷として残るヒョンジュは「私はそんな姿で去りたくない」と涙を流し、「私は死ぬことは怖くない。お母さんのように死ぬことが怖い」と絶叫した。

    その後入院したヒョンジュはソクジュン(キム・テフン扮)に「本当に生きることにした。みすぼらしく死にたくない」と変化した気持ちを伝えた。病を治すことがつらいという判断が感じられたとき、苦しまずに生きる時間を少しでも作って欲しいという条件も付け加えた。短くも世界で一番素敵な愛をしてみたいと。二人の哀切な姿が今後の展開に対する関心を高めた。
  • O2CNI / 写真=MBC放送画面キャプチャ | 入力 2018-04-06 08:55:00