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元2NE1のBOM「麻薬をしたことはない…ADDで苦しんできた」
- 過去の麻薬密輸事件で話題の中心に再び立った歌手BOMが「麻薬はしていない」と主張した。
BOMは26日、あるメディアとのインタビューを通じて自分は麻薬をしたことがないと、「調査は受けたが嫌疑なしだった」と抗弁した。
BOMの問題はさる24日に放送されたMBC『PD手帳』政治検事編で取り上げられ、再び水面に浮上した。2010年に米国からアンフェタミンを密輸入して摘発されたが異例の「立件猶予」処分を受けたことに対する疑惑報道だった。
BOMはインタビューを通じてアンフェタミンを持ち込むことになった経緯も詳細に説明した。事件当時の所属事務所であったYGエンターテイメントのヤン・ヒョンソク代表プロデューサーがBOMに個人的な病気があり治療目的のために持ち込んだものだと説明したことに対する追加説明だ。
BOMは「個人的に病気を持っている。高校時代から薬を飲んできた。ADD（注意力欠如障害、Attention Deficit Disorder）という韓国でよく知られていない疾患なので、合う薬がない。そのためADHD（注意欠陥と多動障害、 Attention Deficit Hyperactivity Disorder）の薬を飲んでいる。ぴったりの薬ではないので病気を耐えることが難しい」とし「アデロール（Adderall、アンフェタミン成分が含まれている混合製剤）を持ち込もうとして麻薬密輸犯になった。米国では私のような病気の治療薬としてよく使われる薬だ。搬入過程においてある程度は私の無知のせいで起きたことではあるが、この薬を100％のアンフェタミンと話されてはもどかしい」と打ち明けた。
BOMはインタビューで過去SNSに投稿しようとしていた文章を公開した。文でBOMは「実は私があの麻薬というものを密輸したという記事を最初に接したとき、麻薬というその言葉より事実を申し上げることがさらに怖かったんです」とし「私はADD（Attention deficit disorder）という病気を持っています。韓国ではまだ病名すらあまり普遍化されていない病名ですが。さらに数年前には、このような病名すらなかったことを覚えています。だから治療薬がなかったわけです。私が何も言わずにもどかしかったでしょう？」と麻薬に手を出したことがないことを再び強調した。
BOMは続いて「今ではとてもじゃないけど！今でも女である私が『麻薬密輸』というタイトルではなく、むしろ私が本当に言いたくなかったけど、病気について話すことが、もっと穴があれば入りたいほど…でも勇気を出して話します。麻薬に手を出していないという言葉より、『真実』を申し上げることがさらにドキドキして恐ろしく、また隠したかったのです」と話して悔しさを訴えた。 - 毎日経済 スタートゥデイ パク・セヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-04-27 08:39:16
