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「スイッチ」最終回 サ・ドチャンとペク・ジュンス、チャン・グンソクの歴史に残る1人2役

「スイッチ」31・32話(最終回) 

  • ▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

    俳優チャン・グンソクが『スイッチ』で歴史に残る1人2役を披露した。

    17日に放送されたSBS水木ドラマ『スイッチ - 世界を変えろ』(脚本ペク・ウンチョル、キム・リュヒョン / 演出ナム・テジン)最終回ではクム・テウン(チョン・ウンイン扮)が死刑宣告され、ハッピーエンドが描かれた。

    この日、クム・テウンの車からは現金の代わりに白菜だけが出てきた。オ・ハラ(ハン・イェリ扮)は「どこに隠したの」と焦り、クム・テウンは「白菜を押収しようとしのか」とあざ笑った。

    しかし、サ・ドチャン(チャン・グンソク扮)は「どうせ2つのうち1つだった」としながら現金がないなら無記名債券であることを確信した。そしてクム・テウンの財産を全部奪うための計画に着手した。

    以後、クム・テウンは多方面で窮地に追い込まれ、無記名債券をダイヤに変えて韓国から脱出する計画を立てた。チョン・インテ(アン・スンファン扮)が演技者となって、偽のダイヤを2000億ウォンで売り渡すことに成功した。

    クム・テウンが騙されたという事実を知って怒った瞬間、オ・ハラはクム・テウンを逮捕する準備を終えた。サ・マチョン(ソン・ビョンホ扮)殺害現場の目撃者を確保したもの。これによりクム・テウンは検察に召喚されて尋問された。

    この時、チン・ギョンヒ(ペ・ミンヒ扮)が押しかけサ・ドチャンのDNAを検査すると追い詰めた。全員がサ・ドチャンであることを確信していたが、検査の結果、ペク・ジュンス(チャン・グンソク扮)のDNAだと明らかになって驚愕させた。先立って、サ・ドチャンが危険を感知してペク・ジュンスとスイッチしていたもの。

    これによりクム・テウンの逮捕は無効とならず、問題なく進行した。クム・テウンは裁判を控えてチョ・ソンドゥ(クォン・ファウン扮)に証言を求めたが、チョ・ソンドゥはクム・テウンの期待を裏切って裁判で真実を明らかにした。結局、クム・テウンは死刑を宣告された。

    サ・ドチャンはクム・テウンの裁判をすべて見守った後、裁判所を後にした。

    これにオ・ハラはサ・ドチャンを引き留めて名残惜しい気持ちを表わした。彼女はサ・ドチャンとサ・マチョンを撮った写真を別れのプレゼントだと渡し、サ・ドチャンは「家族写真だ」と笑って去った。

    以降、ドラマの末尾ではサ・ドチャンがポン監督(チョ・ヒボン扮)、ソ・ウンジ(シン・ドヒョン扮)、チョン・インテ(アン・スンファン扮)と一緒に作戦を実施する姿が描かれた。これらの作戦後、オ・ハラとペク・ジュンスが押しかけて犯人を検挙し、サ・ドチャンの作戦だったことを知って笑顔を見せた。

    チャン・グンソクは『スイッチ』で天才詐欺師のサ・ドチャンと原理原則を重視する検事ペク・ジュンスとして1人2役を演じた。彼は目つきから声まで徹底的に変化を与え、正反対の性格を持つ2つのキャラクターを完璧に消化した。

    温度が克明に異なるキャラクターを完全に分離して描いたもの。

    遊び心の多いサ・ドチャンから原則主義者のペク・ジュンスへと瞬時に変わるチャン・グンソクの姿は感心を誘った。それだけでなくチャン・グンソクは事件が展開する状況に応じてキャラクターの変化と心理を多彩に表現して視聴者をドラマに引き込んだ。

    先立ってチャン・グンソクは『スイッチ』に出演した理由について「1人2役に挑戦できるこの作品が自分にとってのターニングポイントになると思う」と話している。彼の予想のように『スイッチ』はさらに広くなったチャン・グンソクの演技スペクトラムを見せてくれた作品だった。
  • 毎日経済 スタートゥデイ イ・ダギョム記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-05-18 07:35:02