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「100日の郎君様」10話 ディオとナム・ジヒョンの切ないロマンス…視聴率10%突破

「100日の郎君様」10話 

  • ▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

    『100日の郎君様』が視聴率10%を突破して再び自己最高記録で地上波を含む月火ドラマ1位の座を堅固に守った。

    去る9日に放送されたtvN月火ドラマ『100日の郎君様』(脚本ノ・ジソル、演出イ・ジョンジェ)10話は、ケーブル、衛星、IPTVを含む有料プラットフォーム世帯視聴率が平均10.3%、最高11.4%を記録し、自己最高記録を再び更新した。地上波を含む全チャンネルで同時間帯1位になり、月火ドラマトップの座を固めた。tvNターゲット層である男女20歳から49歳の視聴率も平均5.8%、最高6.3%に達して、自己最高記録を達成した。

    また地上波を含む全チャンネルで同時間帯1位を記録した。(有料プラットフォーム全国基準、ニールセンコリア提供)

    この日の放送では、ウォンドゥク(ディオ)とホンシム(ナム・ジヒョン)が記憶を取り戻す代わりに、今のようにそばにいるという本心を告白して目頭を熱くさせた。キスとともに久しぶりに降った雨に避けるために水車小屋を訪れたウォンドゥクとホンシム。ぎこちない雰囲気の中で2人だけで話を交わした。しかし、ホンシムは道に迷ったと嘘をついて、自分を後ろから抱きしめるウォンドゥクの姿がどこかぎこちなく感じられた。ホンシムに記憶を取り戻すことができなかったと話したウォンドゥクは、実はムヨン(キム・ジェヨン)から「あなたはすべての人の記憶の中で死んでいなくなった人だ。あなたの存在が明らかになる瞬間、多くの人が死ぬことになるだろう」という意味深な話を聞いて心が乱れていた。

    家に帰ってきたウォンドゥクは「男がわらを縒ることもできず、薪を割ることもできず、鎌で刈ることもできなくては使えない。一つ一つ学んでいく」と以前と変わった態度を見せた。ホンシムは何かがあることを感じたが、ウォンドゥクの神経はひたすらホンシムのそばをうろうろするチョン・ジェユン(キム・ソンホ)に注がれていた。ジェユンのお願いを受けたホンシムがパク令監(アン・ソックァン)の犬を盗もうとして逃すと、ウォンドゥクが「県監が私の女性と関わりあうことを、これ以上は望まない」と代わりに犬を探してあげた。

    さらに、ウォンドゥクは「犬を盗んで探してあげることで、パク令監に気に入られようとしているようだが」とジェユンの計画を直ちに看破した。「私は腐った根元を見つけるつもりだ。そのためにパク令監の犬にならなくてはならないなら、当然そうするつもりだった」というジェユンの考えに多少失礼な直言もしたが、ジェユンはむしろ「友になってはどうか」と笑った。これにウォンドゥクはパク令監が気を許して、腐った根元まで掘ることができる方法を一つ提案した。ジェユンとパク令監の弓対決の賭けで自分が直接人間の標的になるというもの。

    賭けが開始されるとジェユンの矢は本物の標的に的中したが、パク令監が撃った矢はウォンドゥクをギリギリのところでかすった。その瞬間、内医女が矢に刺されて倒れたシーンがウォンドゥクの目の前に生き生きと描かれた。賭けに使われた弓矢を見て自身が行方不明になる直前、宮で起きたことまでが一つずつ幻視のように頭の中をよぎった。ふと浮かんだ記憶により混乱が加重する中で、宮の中で広まった噂のように世子が生きていると疑い始めた者がいた。顔を見分けることはできなかったがウォンドゥクの筆跡と声でイ・ユルを思い出したジェユンとソンジュヒョン村にユルと容姿が同じ男がいることを知ったキム・チャオンだった。

    一方、弓対決の知らせを聞いてウォンドゥクを探しまわっていたホンシム。家で悠々自適に草履を作っているウォンドゥクを見つけると「どうして矢が飛んでくるのにただ立っていたの?そんな人じゃなかったでしょう」と怒った。しかし「ウォンドゥクなら当然そうするべきだから」と答えたウォンドゥクは「私は何も思い出したくない。お前のそばにいたいから」と自分が本当に望むことについて話した。ウォンドゥクの言葉に涙がこみ上げてきたホンシムは、兄に会えば私は生涯どこかに隠れて生きなければならない。こんな私でもよければ、一緒に行く?」と聞くと、ウォンドゥクは涙ぐむホンシムを胸に抱きしめた。

    記憶を探す代わりにホンシムのそばにいることを望むウォンドゥク。一緒に行こうと提案したホンシムを抱擁したことにはどんな意味が込められているのだろうか。
  • 毎日経済 スタートゥデイ シン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-10-10 08:34:25