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[2018年韓流イシュー] 韓国で恋愛バラエティ番組が大流行…結婚にもつながる

    韓国で恋愛バラエティ番組が今年ほど「成功」したことはなかった。「気になる相手」から「カップル」になって「本当の恋人」になる過程はどの年より興味津々だった。「ありきたり」だと思っていた恋愛バラエティの反乱。彼らの恋愛を盗み見る楽しみはどきどきで刺激的だった。ときめきを超えて吸い込まれていく気分だった。リアリティとファンタジーの素晴らしいコラボだった。

    『ハートシグナル』の人気はその中心にいた。若い男女が「シグナルハウス」に一緒に滞在しながら繰り広げる恋愛模様を追った番組は視線と口調、ジェスチャー、表情一つ一つなどの「ボディシグナル」を介して誰が誰に心が揺れているのかを推理した。シグナルハウス入居者の映像を見ながら交わす「後談話」は既存の恋愛バラエティとは違った。

    『恋愛の味』は「仮想」なのか「本物」なのか、さらに混乱を招いたが、イ・ピルモとソ・スヨンという結婚カップルまで輩出した。「真正性」と「共感」が出演した男女間で通じたもの。男性出演者4人はカメラの前で目下「熱愛中」だ。既存の恋愛リアリティとは異なり、彼らは制作陣が探してきたそれぞれの「理想のタイプ」とデートをしている。的中率は高い。キム・ジョンミンとファン・ミナカップルは放送で恋愛第1幕を終えて公開恋愛第2幕を始める雰囲気だ。イ・ピルモとソ・スヨンカップルは制作陣の期待に応えるかのように来年春の結婚を発表した。クリスマスに甘い公開プロポーズまで終えて、独身男性の羨望を一身に受けた。ク・ジュンヨプはオ・ジヘに対して「私と付き合ってみよう」と男らしく告白した状況。彼らの恋愛の進歩ほどに視聴率も5%を超えて上昇している。

    まさしく『チャク』以来停滞していた一般人カップルマッチング番組の華麗な復活もあった。『ロマンスパッケージ』と『お見合い喫茶』もフォーマットは異なるが芸能人ではなく一般人が番組の中心になったという点で、その質は同じだ。お茶の間を恋に落とさせたこれらの番組は猫かぶりや見栄を取り除き、視聴者の共感を引き出した。
  • 毎日経済 スタートゥデイ チン・ヒャンヒ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-12-30 05:01:04