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コカイン吸引のKUSH、1審で執行猶予…2NE1などヒット曲プロデュース

    コカインを購入して吸引した容疑で裁判中のラッパー兼作曲家のKUSH(35、本名キム・ビョンフン)が1審で懲役刑の執行猶予判決を受けた。

    18日午前10時、ソウル中央地方法院(地裁)刑事合意35部(部長判事パク・ナムチョン)の審理で行われたKUSHの麻薬類管理に関する法律違反の宣告公判で裁判部は懲役2年6カ月に執行猶予4年、保護観察と薬物治療講義80時間受講、87万5000ウォン追徴を宣告した。

    裁判部は「麻薬関連犯罪はその中毒性のために個人はもちろん社会全般に多くの害悪をもたらす可能性が高い危険な犯罪」とし「ただ犯行をすべて認めて真剣に反省していることから今回に限り刑の執行を猶予する」と明らかにした。

    KUSHは2017年11月末から12月にかけて知人からコカイン2.5グラムを購入して約2週間のあいだに住居で7回に渡って0.7グラムを吸引した容疑を受けている。

    また、その年の12月12日午後5時40分頃、ソウル市瑞草区方背洞のある集合住宅の無人宅配ボックスを通じてコカイン0.48グラムを受け取りに姿を現したところを情報を入手して潜伏中だった警察に捕まり、未遂に終わった疑いももたれている。

    先立って去る4日に開かれた結審公判で検察はKUSHに懲役5年と87万5000ウォンの追徴金を求刑した。

    検察は「吸引は全部で7回ほど、コカインを鼻に吸入する方法で使用し、2回コカインを買収し、1回買収を試みた」とし「被告人は同種の前科がなく犯行をすべて自白したが、法定最高刑が懲役5年である点を勘案した」と求刑の理由を明らかにした。

    KUSH側は「幼い年齢で芸能界に入門して認知度を得たが、慢性的なパニック障害とうつ病を発生した」とし「知人の勧誘を断れなかったことを深く後悔している」と善処を訴えた。また、KUSHは最終陳述で「今回のことがあって本当に大切なものが何か悟り、私がどのように行動すべきかひしひしと感じた」とし「申し訳ない気持ちを持って、今後一生、このことを挽回しながら生きることができたら」と話した。

    一方、ラッパー兼プロデューサーのKUSHは2NE1の『I do not care』、Zion.Tの『楊花大橋』、SOLの『ONLY LOOK AT ME』などのヒット曲をプロデュースし、2016年にはMnet『SHOW ME THE MONEY 5』にプロデューサーとして出演した。
  • 毎日経済 スタートゥデイ シン・ヨンウン記者 | 入力 2019-03-18 10:25:32