記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
エンタメ > 総合

ユ・スンジュン、17年ぶり入国許可の見通し

    歌手ユ・スンジュン(米国名スティーブ・スンジュン・ユ / 43)の入国が劇的に許可され、韓国の地を踏むことができるようになった。

    最高裁3部(主審キム・ジェヒョン最高裁判事)は同日午前11時、ソウル市瑞草区にある最高裁判所2号法廷でユ・スンジュンが駐ロサンゼルス(LA)韓国総領事館を相手に提起した「査証(ビザ)発給拒否処分取り消し」訴訟の上告審宣告期日を開いて、ユ・スンジュンに対して「原審破棄、高裁差し戻し」の判決を下して事実上、ユ・スンジュンの入国を許可した。

    ユ・スンジュンは1997年に韓国でデビュー後、多数のヒット曲で愛されたが、2002年に入隊を控えて出国し、米国市民権を取得して兵役を忌避したと物議をかもして入国が禁止された。以後、数年間にわたり韓国の地を踏めずにいた彼は2015年、入国のために在外同胞ビザ(F-4)を申請したが拒否されれると入国禁止措置が不当だと主張し、査証発給拒否取消訴訟を提起した。

    1審と2審ではユ・スンジュンの入国を許可できないと判断した。 1審は「ユ・スンジュンが入国して放送活動をしたら、自分自身を犠牲にして兵役に従事している国軍将兵の士気が低下して若者の間で兵役忌避の風潮が蔓延する恐れがある」とユ・スンジュンが提起した訴えを棄却した。

    しかし最高裁がユ・スンジュンの主張を受け入れたことから、4年間続いてきたユ・スンジュンの訴訟は劇的に終止符を打つことになった。まだユ・スンジュン側は公式立場を明らかにしていないが、ユ・スンジュンはSNSを介してすぐに立場を明らかにすると思われる。
  • 毎日経済 スタートゥデイ パク・セヨン記者 | 入力 2019-07-11 11:19:13