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「大丈夫、愛だ」優しく、心に響くヒーリング台詞BEST5

ドラマ「大丈夫、愛だ」 

    愛とコミュニケーションに飢えた時代だ。そんな面でSBS水木ドラマ「大丈夫、愛だ」はノ・ヒギョン作家特有の人との関係に対する特別で温かい視線が込められた名台詞を残して連日話題となっている。

    10話が進行されるまで視聴者たちに深い感動と余韻を残したドラマの中の名台詞を見てみよう。

    「誠実で賢い人は子供に傷を付けないのか?天使のような母親も時々私を傷つけるのに?」(3話中)
    賢く子供に愛情も豊富な母親だからこそ誰かに傷を与える人ではないと断言するチ・ヘス(コン・ヒョジン扮)に聞き返すチャン・チェヨル(チョ・インソン扮)の言葉が視聴者たちに多くの共感を呼んだ。近い関係であるからこそ、さらに大きな傷を受けることもあると話すチェヨルの台詞は振り返る程に胸の深くに染み込み、その場で私たちの姿と周辺を振り返らせた。

    「苦痛と恨みとつらさと悲しみと絶望と不幸も与えるだろう。そしてそれに打ち勝つ力も合わせて与えるだろう。それ位になってこそ愛だろう」(5話中)
    愛がいつも幸せと喜びとトキメキと勇気だけを与えるものだと考えるのかというヘスの質問にチェヨルは意外な答えを返した。愛する間、常に甘く幸せなだけではないが、愛で互いの傷を共に治癒できるというチェヨルの言葉に多くの人々が共感し、力を得た。

    他の愛の物語とは違う彼らの愛を圧縮して見せてくれる、そして愛に対するノ・ヒギョン作家の細かな感性が感じられる台詞だった。

    「私と、行こう」(5話中)
    トイレで寝ているチェヨルの姿を見ることとなったヘスが淡々と話したことはチェヨルに大きな慰労となって響いた。
    加えてこの短く太い台詞は多くの人々に大きな慰めと気づきを与えた。それ以上聞かず、何事でもないように対するヘスの姿に平安と温かさを感じ、チェヨルをおかしく見ない単純であるが、この一言は「間違い」ではない「違い」を理解する台詞だった点で深い印象を残した。

    「砂漠で夜にラクダを木に縛り、そして朝に紐をほどいてやるだろう。けれどラクダは逃げない。縛られていた昨夜を覚えているんだ。俺たちが過ぎた傷を記憶するように、過去の傷が現在の私たちの足首を掴んでいるという話だ」(6話中)
    誰でも幸せを望めば、幸福の鍵を握っている心に対してどれだけ偏見を持って放置し、むやみに対しているかを伝えるチェヨルの台詞が私たちの胸をドキっとさせた。

    複雑で多難な現代社会で心の傷ひとつ無い人はいない。大丈夫だと言うけれど、決して大丈夫ではない、それまで無関心だった私たちの気持ちを振り返って見れる機会となることを願うノ・ヒギョン作家の温かい視線が感じられる台詞だった。

    「いつもお前を息苦しくさせていた母親は母親らしくいないといけないという大きな偏見ひとつが壊れたね?誰かが世界で一番暴力的な言葉が男らしい、女性らしい、母親らしい、医者らしい、学生らしい、そんな言葉だって言ってた。単に全部初めて生きる人生だから不慣れなのに、だから痛ましいのに、だから少し失敗してもいいのに」(9話中)
    自身に消すことのできないトラウマを残した母親を恨み憎んでいたヘスがチェヨルを愛しはじめながら、母親の寂しさを理解するようになったと告白するときにヨンジンが話した台詞。自分にも、他人にも厳格な枠に合わせて忙しく走っている人々に投げかけた温かな慰労と激励の言葉が多くの人々の気持ちを鳴らし、失敗を乗り越えて成長することができる力を与えてくれた。

    「大丈夫、愛だ」は毎週水、木曜日夜10時に放送される。
  • MBNスターキム・ナヨン記者 / 写真_「大丈夫、愛だ」放送キャプチャー | (C) mk.co.kr | 入力 2014-08-25 09:00:39