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デビュー1周年のIZ*ONE、バラ色の記録が続いた1年そして…

    グループIZ*ONEが29日、デビュー1周年を迎えた。

    IZ*ONEは韓国の「プロデュース101」システムと日本の「AKB48」システムが結合したMnet『PRODUCE 48』を介して誕生したプロジェクトガールグループだ。1位に輝いたセンターのチャン・ウォンヨンを筆頭に宮脇咲良、チョ・ユリ、チェ・イェナ、アン・ユジン、矢吹奈子、クォン・ウンビ、カン・ヘウォン、本田仁美、キム・チェウォン、キム・ミンジュ、イ・チェヨンまで。『PRODUCE 48』で最終順位12位以内に入ったメンバーで構成されたIZ*ONEは昨年の今日(10月29日)、デビューアルバム『COLOR*IZ』を発表して正式デビューした。IZ*ONEが歩んできた過去1年間のバラ色の旅を振り返ってみる。

    「La Vie en Rose」と「Violeta」が連続大ヒット…歴代級の初動記録の饗宴

    IZ*ONEのデビュー曲「La Vie en Rose」は新人にはなかなかランクインが難しい音源チャートでも最上位圏を相当期間維持した。音源パワーも強かったがCDのパワーはさらに強かった。デビューアルバム『COLOR*IZ』は初動売上枚数だけで8万枚を超え、歴代女性グループのデビューアルバムの初動売上枚数の記録を塗り替えた。デビュー12日目には10万枚を超え、さらにはアルバム発売から3カ月になる前に20万枚を突破した。

    文字通りホットなCDの売上パワーだった。これに支えられてIZ*ONEは「2018 AAA」、「2018 MAMA」、「第33回ゴールデンディスクアワード」、「第28回ソウル歌謡大賞」、「第8回GAONチャートミュージックアワード」など5つの音楽授賞式の新人賞を受賞して、デビューから3カ月にして新人5冠王に輝いた。

    去る4月1日に発表した2枚目のミニアルバム『HEART*IZ』にも失敗はなかった。初動売上枚数は前作を超えた13万2109枚を記録し、歴代級のパワーを見せた。IZ*ONEは音楽放送7冠達成をはじめ、歴代のガールグループのアルバム初動売上枚数、GAON週間アルバム、ソーシャルグラフ、日本のオリコン海外アルバムチャートなど各種チャートで1位となりグローバルなグループらしい大活躍を繰り広げた。

    デビュー8カ月にして日本のアリーナをめぐる「怪物新人」

    韓国はもちろん、日本でも熱い活躍が際立った。IZ*ONEは去る2月に発表した日本デビューシングル「好きと言わせたい」、6月に出したシングル「Buenos Aires」に続いて9月に発表した3rdシングル「Vampire」まで3曲連続で初動売上枚数が20万枚を超えている。このような活躍によりオリコンが公開した2019年上半期アーティスト別セールス部門の新人ランキングで女性グループ初の1位になった。

    国内を越えた波及力は海外公演でも立証された。IZ*ONEはデビュー後初の単独コンサート「IZ*ONE 1ST CONCERT EYES ON ME」を香港、タイ、台湾で開催し、アジアのトップガールグループとしてのポジションを強固にした。その後、日本の幕張メッセを皮切りに、神戸ワールド記念ホール、マリンメッセ福岡、さいたまスーパーアリーナでツアーコンサートを行い、5万人の日本のファンたちと会った。

    IZ*ONEの活躍は来る11月15日に公開されている「EYES ON ME:THE MOVIE」を通じて劇場で確認できる。

    「プロデュース」シリーズ投票結果改ざん疑惑で意気消沈…11月のカムバックに成功するか

    満1年の活動を行ったIZ*ONEは11月中にカムバックを控えた状態だが現在、IZ*ONEの誕生の場となった「プロデュース101」シリーズが不正投票疑惑で波紋に包まれており、雰囲気が多少停滞している状態だ。最新のシーズンである『PRODUCE X 101』投票結果改ざん疑惑から始まった物議はIZ*ONEが誕生した『PRODUCE 48』まで広がった状態。このシーズンも不正投票の状況がキャッチされたことが知られ、警察の捜査が進行中だ。

    このような雰囲気の中、まだ1年6カ月の活動期間が残っているIZ*ONEが次のステップでどのような姿を見せるのか注目される。
  • 毎日経済 スタートゥデイ パク・セヨン記者 | 入力 2019-10-29 16:06:00