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「PRODUCE X 101」のPDが拘束 芸能事務所からの接待疑惑も

    投票結果改ざん疑惑を受けているMnetオーディション番組『PRODUCE X 101』のアン・ジュンヨンPDとキム・ヨンボムCPが最終的に拘束された。アン・ジュンヨンPDは芸能事務所から数百万ウォン相当の接待を受けたという情況も明らかになった。

    ソウル中央地裁ミョン・ジェグォン令状担当部長判事は5日、詐欺と偽計による業務妨害などの疑いで請求されたプロデューサーのアン・ジュンヨンPDとキム・ヨンボムCPの拘束令状を発行した。

    ミョン・ジェグォン部長判事は「犯罪の相当部分が釈明され、事案が重大であり、被疑者の地位と現在までの捜査経過等に照らして拘束の理由と必要性、相当性が認められる」と理由を明らかにした。

    ただし、一緒に拘束令状が請求された制作陣と芸能企画会社など関係者2人については「拘束の理由と必要性、相当性を認めにくい」と令状を棄却した。

    それだけでなく、アン・ジュンヨンPDが芸能事務所の関係者から風俗店で数百万ウォン相当の接待を受けた情況も明らかになった。

    SBS『8ニュース』は「アン・ジェグォンPDが芸能事務所の関係者から江南の風俗店で数百万ウォン台の接待を受けた情況も確認した」とし「警察は先月初め、その風俗店を家宅捜索し、関連証拠を確保した。背任収賄容疑を適用する予定」と明らかにした。ただし芸能事務所がランクの操作により利益を得た歌手と関連している事務所なのかは確認されていないと伝えられた。

    アン・ジュンヨンPDとキム・ヨンボムCPは7月に放送された『PRODUCE X 101』生放送ファイナルコンテストで特定の候補者に有利になるよう有料投票結果を改ざんした疑いを受けている。

    疑惑はデビューが有力と予想された練習生たちが脱落したり、予期せぬ人物がデビュー組に含まれたことから始まった。そんな中、1位から20位までの得票数がすべて「7494.442」という特定の数の倍数だという分析が発表されて疑惑が広がった。

    波紋が広がるとMnet側はコメントを通じて「自主的に調査を進めたが、事実関係の把握に限界があると判断され、公信力のある捜査機関に依頼する」と明らかにした。視聴者たちも真相究明委員会を設けて制作陣を詐欺の疑いで告訴し、偽計による業務妨害の疑いで告発した。

    以後、警察は『PRODUCE X 101』の制作陣のオフィス、投票データ保管業者を相手に押収捜索を行い、制作陣の住居などについても押収捜索も行った。

    また、『PRODUCE X 101』に参加した練習生の所属事務所の家宅捜索も行われた。

    この過程で投票結果改ざん疑惑はMnetで放送されたオーディション番組全般に広がっていった。『PRODUCE X 101』だけでなく『PRODUCE 48』、『アイドル学校』などのオーディション番組でも似たような投票不正疑惑が確認され、「オーディションに参加していないにも関わらず本選に進出した参加者がいた」など参加者の暴露が続き疑惑はさらに大きくなった。

    関係者の令状実質審査に先立ちMnet側は「捜査に積極的に協力して捜査の結果に基づいて責任を負う部分については必ず責任を負いたい」とし「『PRODUCE X 101』を愛してくださった視聴者とファン、『PRODUCE X 101』の出演者、企画会社の関係者の皆さんに深く謝罪する」との立場を発表した。
  • 毎日経済 スタートゥデイ イ・ダギョム記者 | 入力 2019-11-06 07:27:00