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実兄推進の「ク・ハラ法」が白紙化 国会法制司法委の敷居越えられず

    元KARAの故ク・ハラさんの実兄が推進した別名「ク・ハラ法」の国会通過が実質的に白紙化した。

    19日、国会法制司法委員会は法案審査第1小委員会を開き、この日上程された民法改正案5件に対して「継続審査」の決定を下した。ク・ハラ法も相続制度全般についての研究が必要だという意見が提起され、最終的に法案小委の敷居を超えることができなかった。

    この日の審査小委が第20代国会の最後の会議だっただけに「ク・ハラ法」は自動廃棄された。

    「ク・ハラ法」は家族を殺害したり遺言を偽造するなど限定的な場合にのみ相続欠格事由を認める現行民法に「直系尊属または直系卑属の保護・扶養義務を著しく怠った者」を追加するのが骨子で、故ク・ハラさんの兄ク・ホインさんが立法請願を行って始まった。

    先立ってク・インホさんは3月、光州家庭裁判所に実母を相手に相続財産の分割審判請求訴訟を提起した。

    実母が20年前に家出したものの、ク・ハラさんが亡くなった後に現れて相続権を主張したためだ。ク・ハラさんの実母は相続順位に応じて直系尊属が50%を受けとるべきだと主張した。しかし、父親の相続持分譲渡によりク・ハラさんの財産の50%を受け取ったク・ハラさんの兄ク・ホインさんはこれを受け入れることができないという立場だ。

    一方、ク・ハラさんは昨年11月24日、突然この世を去った。
  • 毎日経済 スタートゥデイ パク・セヨン記者 | 入力 2020-05-20 08:55:26