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金正恩、健康異常説…外国治療陣が北朝鮮に入った状況

「足をひきずる」金正恩、足底筋膜炎・通風説 

    金正恩(キム・ヂョンウン)北朝鮮労働党第一秘書は、足の筋骨格系疾患のために挙動が不自由なことが26日、分かった。

    関係当局も、キム第一秘書を治療するために外国治療陣が北朝鮮に入った状況も把握したと伝えられた。一部では、キム第一秘書が足底筋膜炎(足裏の筋肉に炎症が起こる症状)を患っているという観測も提起された。先立って朝鮮中央テレビなど北朝鮮の官営メディアも、7月から金第一秘書が足をひきずりながら歩く姿を何度も隠すことなく放送した。

    この日、朴秀珍(パク・スヂン)統一部副報道官は定例ブリーフィングで、キム第一秘書が25日の最高人民会議第2次会議に参加しなかったことと関連し、「健康異常説などを含んで、さまざまな可能性を念頭に置いて関心を持って見ている」と明らかにした。ただしパク副報道官は、「北側では参加しなかった理由について発表していない状況であるため、われわれが確認し提供できる事項はない」と語った。

    これまで政府はキム第一秘書の病状は、業務に支障を与えるほどではないと見ている。

    政府関係者は、キム第一秘書が最高人民会議に不参したことをめぐり、深刻な健康異常説が浮上したことに対して、「金正恩は3日のモランボン楽団の公演観覧後から23日め現れていないが、18日の青年同盟初級労働者大会に書簡を発送するなど、業務は行っている」と語った。この関係者は、「体制の安定性がある程度確保されたという土台の上で軽重をはかり、それほど重要ではない会議には出ないと判断した結果が反映されたのかと思う」と予想した。

    世宗研究所の鄭成長(チョン・ソンヂャン)首席研究委員は、「これまで金正日委員長も最高人民会議の第11期2・4・6次会議と、第12期2・4次などの偶数次の会議には概ね不参加だったので(キム第一秘書の)欠席は驚くことではない」と語った。
  • 毎日経済_キム・ソンフン記者/写真=MBN | (C) mk.co.kr | 入力 2014-09-26 15:32:13